2022年2月20日(日)東京・後楽園ホール『Krush.134』の対戦カード発表記者会見が、12月22日(水)都内にて行われた。
今大会では女子アトム級の試合が本戦3試合+プレリミナリーファイト1試合の合計4試合が組まれ、試合順も本戦3試合は並ぶことが決定。
Krush女子アトム級王者・菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)は、優(NEXT LEVEL渋谷)を挑戦者に迎えて2度目の防衛戦を行う。
その菅原に11月大会で挑戦し、敗れたMIO(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)は紗依茄(=らいか/月心会チーム侍)と再起戦。10月大会でKrushデビュー戦を勝利で飾った松谷 綺(=まつたに・きら/ALONZA ABLAZE)は豊嶋里美(TEAM OJ)との対戦が決まった。
プレリミナリーファイトでは、加藤りこ(K-1ジム五反田チームキングス)が吉崎生(K-1ジム大宮チームレオン)と対戦する。
本戦3試合は並ぶということで、全員が比較されることは間違いない。その中でどんな試合を見せたいかと聞かれた各選手は次のように答えている。
豊嶋「とりあえずお互い守りに入らず打ち合う選手なので、盛り上がればいいなと思います」
松谷「女子だけじゃなくこの大会で一番目立てるようにしっかり仕上げて倒したいです」
紗依茄「6選手の中で一番キャリアが少ないし、まだアマチュアの試合ですが、今回はプロとしての戦い方をして1Rから3Rまで圧倒的に勝ちます」
優「女子の試合が3つ並ぶのも珍しいので、一番魅せられる試合をするのは当たり前で、そうじゃないとタイトルマッチじゃないと思う。当たり前のようにみんなが感動してくれるような試合をしたいです」
菅原「前回、自分が成長した姿を見せられて感動したという声が多かったので、それ以上じゃないですけれど、しっかりそういうところで 女子の3試合の中では最後になると思うのでしっかり締められるような試合をします」
また、会見ではKrush女子アトム級の頂点に立つ菅原をどう思うかと聞かれた各選手は次のように評している。
豊嶋「前回のMIO選手との試合がめちゃめちゃカッコよかったので、カッコいいとしか思っていないです」
松谷「手足も長いし、足技も上手くて強いと思っています」
紗依茄「アマチュアの頃からずっと知っている選手なので蹴り技が強い選手ですね」
MIO「菅原選手とはずっと言い合ってきていろいろなことを言っちゃったんですけれど、強さは認めていますし、可愛いだけじゃないと今は思っています」
優「戦い方は大きく変わっていませんが、一つ一つの技のクオリティや繊細さは上がっているのが目に見える。凄い急成長、成長度が見える選手だと客観的に見て素晴らしい選手だと思っています」
この各選手からの自分への評価を聞いた菅原は「もっとボロクソ言われると思っていたから嬉しかったです」と笑い、「一緒に頑張りましょう。押忍!」と呼びかけた。