MMA
レポート

【Fighting NEXUS】寿希也が一本勝ち! 須藤が森山をヒール葬で2月河村戦へ、小森が島村下す、河名マスト、ウィルキンスが激勝! 熟女・白木優子がラウンドガールも

2021/12/19 12:12
 2021年12月19日(日)GENスポーツパレス4Fで「Fighting NEXUS vol.24」が開催された。  12時開始の第1部のダブルメインイベントは、当日計量65.8kg契約の森山壱政(SONIC SQUAD)vs.須藤拓真(X-TREME EBINA)と、唐沢タツヤ(GRABAKA)vs.寿希也(BLUE DOG GYM)。勝利した須藤と寿希也はともに次回大会でのタイトルマッチが決定している。 ▼NEXUS バンタム級タイトルマッチ 河村泰博(和術慧舟會AKZA)vs. 須藤拓真(X-TREME  EBINA) ▼NEXUSフェザー級タイトルマッチ山本空良(POD)vs. 寿希也(BLUE DOG GYM)  そのほか、2021年7月に激闘を繰り広げたグレコローマンレスリング強豪の河名マスト、ジェイク・ウィルキンスがともに勝利。「NexusSPROUT」で実績を積んできた柔術家ファビーニョことファビオ・ハラダ(INFIGHT JAPAN)は、第2部で諏訪部哲平(IGGY HAND’S GYM)と対戦し、ファビーニョが判定勝ちを収めている。  なお、同大会のラウンドガールを「FLASH 2020年現役最強セクシー女優BEST100/読者投票・熟女部門第3位」の白木優子(マドンナ・45)が務めた。 第1部(12:00開始)▼第9試合 ダブルメインイベント2  当日計量65.8kg契約 5分2R(延長1R)×唐沢タツヤ(GRABAKA)[2R 3分03秒 アームバー]〇寿希也(BLUE DOG GYM)  唐沢は、2019年7月から「Fighting NEXUS」参戦。菊西拓馬、大石真丈、井上晧平を相手に3連勝も、2020年12月に福島啓太にTKO負け、2021年7月に森山壱政にリアネイキドチョークで一本負けで2連敗中。再起を図る。  寿希也こと山崎寿希也がプロ3戦目に臨む。金沢学院大柔道部出身で学生選手権5位、全日本強化選手の大吉賢にも大腰で一本勝ちしている寿希也は、2021年4月のプロデビュー戦で村井和道をアメリカーナで極め、7月の前戦では実力者・滝田J太郎を1R ヒザ蹴りでTKOに降しており、「Fighting NEXUS」3連続フィニッシュなるか。  1R、寿希也の投げを潰して上を取る唐沢。寿希也に背中を着かせてインサイドから細かくパウンド。  2R、左ハイを当てる唐沢のダブルレッグをがぶった寿希也。ギロチンチョークも頭を抜いた唐沢に下から三角絞めの寿希也。マウント三角から右腕をストレートアームバーで極めてパウンド、最後は腕を極めて勝利した。  試合後、寿希也は「フェザーの山本空くん、今度、タイトルお願いします。これからRIZINだけでなく世界で戦える選手になるので、いい景色をみましょう」とマイクで語った。 [nextpage] ▼第8試合 ダブルメインイベント1 当日計量65.8kg契約 5分2R(延長1R)×森山壱政(SONIC SQUAD)[1R 3分02秒 ヒールフック]〇須藤拓真(X-TREME EBINA)  森山は、2020年12月にジェイク・ムラタに一本勝ちするなど3連勝をマークしたが、2021年4月に河村泰博とのグラップラー対決で判定負け。7月に唐沢タツヤを2R リアネイキドチョークで極めて再起を果たしている。  対する須藤は、MMA4勝無敗をすべて足関節で極めている“レッグハンター”。「Fighting NEXUS」で谷育磨、大谷啓元、大越崇弘に一本勝ちし、2021年10月の前戦「Road to ONE: 5th」では、南風原吉良斗からヒザ十字でタップを奪っている。続く11月3日のプログラップリング『UNRIVALED 1』では北田俊亮をヒールフックで極めており、グラップリングとMMAを並行して連戦で戦う。  1R、森山の右の蹴りで後退した須藤。しかし下からの足関節狙いに森山は足を抜いて離れたところで須藤は立ち上がり。  森山の右の打ち終わりに胴に組んで足を抱えて後転して引き込み、外掛けから外ヒールフック、立ち上がる森山にサドルロックに組み、内ヒールフック! パキッと音をさせて極めた。  試合後、須藤は「もらっちゃいましたけどなんとか勝つことができました。楽しめましたか? 自分が一番バンタム級で強いと思いますが、チャンピオン、もう無視できないですよね。2月? 万全で来てください」と、観戦していた河村泰博にアピール。  ケージインした河村は「おめでとうございます。でも絶対俺の方が強いんで2月やりましょう。万全? そういうのいらないんで。今日は須藤選手の勝利を褒めてやってください」とベルトを持って王座戦を承諾した。 [nextpage] ▼第7試合 当日計量65.8kg契約 5分2R(延長1R)×山口力(DFCプロモーション)[2R 1分23秒 アームロック]〇十河卓児(UP START)  1R、先にテイクダウンを奪うサウスポー構えの十河。立ち上がりオーソドックス構えの山口は、組んで払い腰テイクダウンも、首を抜き下から腕十字狙いからセンタク挟みの十河。首を抜いた山口がニーオンから十河の立ち上がり際にバックからパウンド。  2R、右のカーフキックを効かせる十河は右で差して、山口の首投げを潰してバックへ、右手を後ろ手に極めて一本勝ち。  寝技で一本勝ちした十河は、「秋本道場から背中を押されて自分のジムを持ったので、UP STARTジムをよろしくお願いします」とマイクで語った。 [nextpage] ▼第6試合 当日計量70.3kg契約 5分2R(延長1R)〇ジェイク・ウィルキンス(フリー)[判定3-0] ※20-18×3×竹上航平(MMA空手道場 鷹)  1R、払い腰、大内刈でテイクダウン奪うウイルキンスは、竹上の立ち際に左を効かせて左右ラッシュ! さらにヒザも。しかしそれを凌いだ竹上がスタンドに戻す。  2R、左の蹴りで詰めてダブルレッグでテイクダウンするウイルキンスに、竹上は立つが、なおもウイルキンスは大内刈! 金網使い立つ竹上をダブルレッグテイクダウン。上半身を金網に立てる竹上を寝かせる。立ち上がる竹上の払い腰を凌ぎ、右で差して崩すウイルキンス。  ドミネートで判定勝利したウイルキンスは「竹上選手大きくて、みっともない内容だったけど、ライト級は俺が絶対チャンピオンベルト獲るんで、応援よろしくお願いします」と語った。 [nextpage] ▼第5試合 当日計量70.3kg契約 5分2R(延長1R)〇小森真誉(ロータス世田谷)[延長判定3-0] ※29-28×2, 30-27×島村 裕(総合格闘技宇留野道場)  島村裕(総合格闘技宇留野道場)が2019年7月以来の「Fighting NEXUS」参戦。初参戦では透暉鷹に判定勝ちし、2020年11月には「ZST」で高須将大に2R TKO勝ちと、このところ5戦負け無しの島村は、PANCRASEで2勝4敗の小森真誉(ロータス世田谷)と対戦。  1R、サウスポー構えの島村のいきなりの右にダウンした小森だが立ち上がり、右ミドルハイ、右で差して金網に押し込み左ヒザで応戦。  2R、前蹴り、足払いでこかす島村に、小森は立ち上がり右ミドルハイ、ケージレスリングのヒザ蹴りで試合を作る。20-18, 19-19×2の1-0ドローで延長へ。  延長R、パンチの距離は島村も左で応戦も、小森は首相撲からヒザ、右で差して足をかけてバックテイク、バックマウントまで奪いパウンド、リアネイキドチョーク狙い、最後に島村がリバーサルもゴング。  判定3-0で勝利した小森は「ロータス世田谷一発目で勝てて嬉しいです。次、NEXUSでもPANCRASEでもどこでも頑張ります」と語った。 [nextpage] ▼第4試合 当日計量61.2kg契約 5分2R(延長1R)〇藤原俊樹(MMA空手道場 鷹)[判定3-0]×アオキング一輝(T-BLOOD) サウスポー構えのアオキング。オーソの藤原。アオキングはダブルレッグでテイクダウン、マウント奪うも、サイドの袈裟固めで首を抜いた藤原がバックからチョーク狙い。判定3-0でポジショニングで上回った藤原が勝利した。 [nextpage] ▼第3試合 当日計量70.3kg契約 5分2R(延長1R)×森崇純(POD/PFC)[1R 2分41秒 TKO] ※パウンド〇河名マスト(ロータス世田谷) 森のローの打ち終わりに両脇差して組んでテイクダウンの河名は森の三角絞め、蹴り上げをさばき、パウンドアウト。 [nextpage] ▼第2試合 当日計量61.2kg契約 5分2R(延長1R)×勅使河原稜太(INFIGHT JAPAN)[判定0-3] ※18-20×3〇高岡宏気(トイカツ道場香川支部) [nextpage] ▼第1試合 当日計量65.8kg契約 5分2R(延長1R)×谷育磨(ゼロ戦クラブ)[1R 3分13秒 腕十字]〇森永ユキト(ストライプル新百合ヶ丘) 第2部(第1部終了後開始)───────────────────────────────── ▼第10試合 当日計量65.8kg契約 MMA5分2R(延長1R)×諏訪部哲平(IGGY HAND’S GYM)[判定1-2] ※18-20×2, 20-18〇ファビオ ハラダ(INFIGHT JAPAN) ───────────────────────────────── ▼第19試合 当日計量77.1kg契約 MMA5分2R (延長1R)×カタナマン二世(フリー)[2R 1分10秒 TKO]〇前田啓伍(パラエストラ千葉)※カタナマン二世は計量2.65kgオーバー。前田が勝利した場合のみ公式記録となる特別ルール ▼第18試合 当日計量61.2kg契約 MMA5分2R(延長1R)〇田口滉人(坂口道場一族)[2R 2分14秒 チョークスリーパー]×道端正司(CLUB F3) ▼第17試合 当日計量77.1kg契約 MMA5分2R(延長1R)〇木村裕斗(パンクラスイズム横浜)[判定3-0]×西尾真輔(総合格闘技宇留野道場) ▼第16試合 当日計量56.7kg契約 MMA5分2R(延長1R)〇北野一声(SONIC SQUAD)[1R 2分06秒 KO]×古賀優兵(TRIBE TOKYO MMA) ▼第15試合 当日計量65.8kg契約 MMA5分2R(延長1R)〇中桐涼輔(トイカツ道場)[1R 1分41秒 TKO]×長谷川寛人(Style-MMA TOKYO) ▼第14試合 当日計量65.8kg契約 MMA5分2R(延長1R)×ジミー西(髑髏會/オウプネス札幌)[判定0-3]〇西岡 裕(パラエストラ松戸) ▼第13試合 当日計量65.8kg契約 MMA5分2R(延長1R)×村井和道(FightBase都立大)[判定0-3]〇大谷啓元(パンクラスイズム横浜) ▼第12試合 当日計量65.8kg契約 MMA5分2R(延長1R)×高杉遼介(新潟イエローマンズ)[延長R 判定1-2]〇井上皓平(ポゴナクラブジム) ▼第11試合 当日計量56.7kg契約 MMA5分2R(延長1R)〇小林了平 (SONIC SQUAD)[判定3-0]×空(フリー) [nextpage] Fighting NEXUS vol.24 試合結果 2021年11月7日(日)寄居町MAJIC BOX ▼メインイベント MMA5分2R(延長1R)当日計量77.1kg契約〇鈴木淑德(K-PLACE)[延長R 判定3-0]×渡辺トシキ(POD/第4代 PFCライト級王者) ▼セミファイナル MMA5分2R(延長1R)当日計量65.8kg契約〇井上皓平(ポゴナ・クラブジム)×弐怪童幽侍(INFIGHT JAPAN) ▼第2試合 GRAPPLING5分1R 当日計量70.3kg契約×渡部拳士郎(フリー)[判定0-3]〇ファビオ・ハラダ(INFIGHT JAPAN) ▼第1試合 MMA5分2R(延長1R)当日計量61.2kg契約×勅使河原稜太(INFIGHT JAPAN)[延長R 判定0-3]〇平井総一朗(リバーサルジム武蔵小杉所プラス) 【Nexus SPROUT.4】 ▼第29試合 NEXUS MMA 3分2R フェザー級65.8kg契約〇高田裕紀(KINGCRAFT)[判定3-0]×藤本巧清(神龍ワールドジム) ▼第28試合 NEXUS MMA 3分2R フライ級56.7kg契約(ヘッドギア・レガース有り)×姉崎真也(示元會)〇宍戸亮(神龍ワールドジム) ▼第27試合 NEXUS GRAPPLING 5分1R ライト級70.3kg×北川成二(アクシス群馬)〇中野綱恭(DAMM FIGHT JAPAN) ▼第26試合 NEXUS MMA 3分2R ミドル級83.9kg契約〇岩倉優晟(Aimhigh)[判定3-0]×カタナマン(フリー) ▼第25試合 NEXUS KICK 2分2R フライ級56.7kg契約〇山口和也(GONG-GYM坂戸)[判定3-0]×吉田佳叶(MONSTAR GYM) ▼第24試合 NEXUS MMA 3分2R バンタム級61.2kg契約〇萩原和飛(パラエストラ柏)[判定3-0]×沼沢健一(神龍ワールドジム) ▼第23試合 NEXUS MMA 3分2R バンタム級61.2kg契約〇眞藤源太(KINGCRAFT)×加藤楓基(新潟イエローマンズ) ▼第22試合 NEXUS MMA 3分2R ライト級70.3kg契約△松拳骨(DAMM FIGHT JAPAN)[判定0-1]△石塚一(神龍ワールドジム) ▼第21試合 NEXUS MMA 3分2R バンタム級61.2kg契約(ヘッドギア・レガース有り)×上野滉太郎(パラエストラ柏)[判定0-2]〇小林史往(FINEキックボクシング) ▼第20試合 NEXUS KICK 2分2R バンタム級61.2kg契約〇市川剛士(GONG-GYM坂戸)[判定2-0]×井上涼太(チームフォレスト) ▼第19試合 NEXUS MMA 3分2R バンタム級61.2kg契約〇秋元強真(パラエストラ柏)×長谷川寛人(Style-MMA TOKYO) ▼第18試合 NEXUS GRAPPLING 5分1R ミドル級83.9kg×加藤惇(GONG-GYM坂戸)[判定0-3]〇カタナマン(フリー) ▼第17試合 NEXUS MMA 3分2R バンタム級61.2kg契約×菊地恭平(スポーツジム67's)〇目黒浩郁(新潟イエローマンズ) ▼第16試合 NEXUS MMA 3分2R ライト級70.3kg契約×長谷部“男盛り”伸明(GONG-GYM坂戸)〇中野綱恭(DAMM FIGHT JAPAN) ▼第15試合 NEXUS MMA 3分2R フェザー級65.8kg契約〇高田裕紀(KINGCRAFT)[判定3-0]×村上友洸(神龍ワールドジム) ▼第14試合 NEXUS MMA 3分2R ミドル級56.7kg契約(ヘッドギア・レガース有り)×烈士(神龍ワールドジム)[判定0-3]〇姉崎真也(示元會) ▼第13試合 NEXUS JUNIOR MMA 3分1R×宮城碩(FREEDOM@OZ)〇河上純登(パラエストラ千葉) ▼第12試合 NEXUS JUNIOR KICK 90秒2R〇友利幸汰(パラエストラ小岩)[判定3-0]×風間慶史(FREEDOM@OZ) ▼第11試合 NEXUS JUNIOR MMA 3分1R×RIKUTO(FREEDOM@OZ)〇高本珠緒(高本道場) ▼第10試合 NEXUS JUNIOR MMA 3分1R〇野澤エディ(野澤道場)×箱崎渉真(アンビシャス柔術アカデミー) ▼第9試合 NEXUS JUNIOR KICK 90秒2R×豊田玲凰(JANJIRA GYM)[判定0-3]〇成田煌(MIYABIgym) ▼第8試合 NEXUS JUNIOR MMA 3分1R×REOTO(FREEDOM@OZ)〇河上琥珀(パラエストラ千葉) ▼第7試合 NEXUS JUNIOR KICK 90秒2R×織田煌梨(スポーツジム67)[判定0-3]〇高本千代(高本道場) ▼第6試合 NEXUS JUNIOR MMA 3分1R×伊藤百志朗(高本道場)〇宮城壮一朗(FREEDOM@OZ) ▼第5試合 NEXUS JUNIOR KICK 90秒2R〇成田烈(MIYABIgym)[判定3-0]×酒井翼(GONG-GYM坂戸) ▼第4試合 NEXUS JUNIOR KICK 90秒2R〇友利琉偉(パラエストラ小岩)×高本哲至(高本道場) ▼第3試合 NEXUS JUNIOR MMA 3分1R〇長谷川凌生(パラエストラ千葉)×小塚柔輝(FREEDOM@OZ) ▼第2試合 NEXUS JUNIOR KICK 90秒2R×玉地星渚(GONG-GYM坂戸)[判定0-3]風間慶史(FREEDOM@OZ) ▼第1試合 NEXUS JUNIOR MMA 3分1R×宮城碩(FREEDOM@OZ)[判定0-3]〇高本珠緒(高本道場)
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント