シバターとの暴露合戦にはピリオドを打つとした皇治(C)皇治チャンネル
2021年12月31日にさいたまスーパーアリーナで開催される『Yogibo presents RIZIN.33』の追加カード発表会見が17日、都内にて行われた。
会見の冒頭、皇治(TEAM ONE)とシバター(フリー)が大晦日の対戦がなくなったことで、双方が「嘘をついている」と指摘し合っていることについて、榊原信行RIZIN CEOが事情説明を行った。
榊原CEOは「両選手に我々が間に入って違う情報を与えてしまったことで、それぞれの考えが不一致してしまった」と今回の騒動が起きた原因を説明、皇治とシバターには非がないとした。
その後、皇治は自身のYouTubeチャンネル「皇治チャンネル」に「真実を語ります」と題した動画を投稿。12月14日に「また全部嘘を紐解いたろ」とシバターの暴露的な動画に反論する動画の投稿を予告していたが、公開をとりやめた経緯を説明した。
「シバゴリラさんの、彼が動画を晒してさ、なんかいろいろあったやん。俺はさ、真っ直ぐ生きてきたから。嘘が通るとか、やったもん勝ちみたいなのが俺は納得いかなくて。ただただ俺もたくさんのファンに支えられて、スポンサーに支えられて、ここまで来たからさ。真実を伝えたいというのがただただあって」と、自分が嘘をついていないことを証明するために「俺も向こうがそういう裏を晒すとか不細工なことをするんやったら、こっちも真実を伝えるためにやるしかないと思ったからさ」と動画を投稿する気になったという。
しかし、「そうしたら榊原社長から連絡があって、それはどうかって話をして。俺は真実を伝えたいだけやからさ。別に俺はRIZIN大好きやし、格闘技が好きやからさ。格闘技界をちょっとは盛り上げなあかんと思っているからRIZINが下がるようなことをしてもしゃあない。だから俺は社長と話した中で、晒す必要はないなと思ったし、真実を伝えたらいいってだけだからさ」と話す。この「真実を伝えたらいい」というのは、記者会見で榊原CEOが事情説明をしたことだろう。
皇治は「それで向こう、シバやんがどういうアレをとってくるか分からないけれど、俺は久保選手とシバやんがやることが決定していることを全く知らなかったし、俺は最後の最後までルールは飲んでやろうと思っていたし。それは何でかって言ったら勝手に俺とシバやんが言い合って、みんなに期待をもたせたわけやん。ならばルールを飲んで。戦わへんのに煽り合っているのが一番カッコ悪いから、俺が飲んででも成立させようと思ったのは事実で。そこにいろいろな誤解があってさ。それを全部紐解いた時系列でLINEとかも全部晒してやろうと思ったけれど、そこまでする必要もないと今は思っている。何べんもいうけれど真実を伝えたかっただけであって」と、自分は試合を成立させようとしていたと主張した。
そして動画の冒頭で「早くみんなに大晦日、試合を発表したくてしゃーない皇治です」と言ったように、「最低限盛り上がる相手とみんなに発表出来ると思っているからさ、あともう少し待ってくれたら嬉しいです。皆さん、大晦日楽しみにしとってください。盛り上げます」と、大晦日は必ず試合をすると締めくくった。