3月にRIZIN初参戦を果たし関鉄矢にTKO勝ち、9月には佐々木憂流迦にも勝利した堀江(C)RIZIN FF
2021年11月28日(日)兵庫・神戸ワールド記念ホール『RIZIN TRIGGER 1st』の出場選手オンライン個別インタビューが26日(金)に行われた。
第13試合の68.0kg契約5分3Rで中田大貴(和術慧舟會HEARTS)と対戦する堀江圭功(ALLIANCE)は、「戦争に行くって気分ですね」と今の心境を表した。
コンディションについては「減量があと5kgでこれから水抜きで5kgやるんですけれど、いつもより体重の落ちが悪くていつもより1kg水抜きが多い」との状況を明かしたが、「それくらいで体調は今回68kg契約なのでそのぶんいいですね」と、通常のRIZINフェザー級(-66.0kg)より減量が少なく調子はいいとする。
「試合は元々予定だった相手から変わった時には自分も68kgでいいやと思っていたので、それをあちら側から(68kgで)と伝えられたので自分的にもよかったって感じです。最初は66kgに落とすつもりでやっていましたけれど」と、良かった部分もあった。
今大会がRIZIN初のケージ大会になることには「元々ずっとケージで戦っていて、ジムも(リングではなく)壁でケージに近いのでいつも通りにいけそうです」と望むところだ。
対戦相手がなかなか決まらず出場決定選手として名前だけがあがっている状態が続いたことに、本人は「その時は相手が決まっていない状況で減量や追い込みをずっとしていて、試合をやるかやらないかも分からなかったので正直めちゃくちゃきつかったですね」と厳しい精神・肉体的状況にあったと吐露も。
その中で対戦が決まった中田の印象は「根性があって打たれ強い、前に出てこようとする印象ですね」とし、「打撃の展開が多くなるかなと思うんですけれど、自分はMMAで戦いますし、その中でも打撃の展開が多くなってお客さんから見ても勝手に面白い試合になるんじゃないかなと思います」と、打撃の展開が多くなると予想。
「かなりでもないですが、映像はちょこちょこ見ました。自分はかなりスタミナを付けていますし、スクランブルでも負けないですし、気持ちでも何でも負けないです。打撃もかなり自信があります」と、全局面で負ける要素はないとする。
「KOで終わる確率が高いんじゃないかなと思います。相手も打たれ強いので死闘になる可能性もありますし、そこは分からないところではありますがKOで終わる確率も高いと思います」と、KO決着になるだろうとした。
RIZINフェザー級戦線では、10月大会で斎藤裕が敗れて牛久絢太郎が新王者となった。その一戦のことを聞かれると堀江は「正直、どうでもよくて(笑)。これから自分が勝っていって、自分だけが勝っていけばいいってそれだけしか考えてないです」とクールな答え。タイトルマッチに関しては「焦ってはいないんですけれど、ひとつひとつ勝っていって来年にはやりたいなと思っていますね」と来年の目標にしたいという。
そのためにも「ここで勝ったらトップ戦線の意味のある相手とやりたいと思っていますね」と、今回勝ったらタイトル挑戦へつながる相手と戦いたいと話した。