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【ONE】秋元皓貴が強豪チュー・ジェンリャンと、若松佑弥が中国のフー・ヨンと対戦。女子アトム級ワールドGP決勝・スタンプvs.フォガットも=12月3日(金)『ONE: WINTER WARRIORS』

2021/11/24 18:11
【ONE】秋元皓貴が強豪チュー・ジェンリャンと、若松佑弥が中国のフー・ヨンと対戦。女子アトム級ワールドGP決勝・スタンプvs.フォガットも=12月3日(金)『ONE: WINTER WARRIORS』

(C)ONE Championship

 2021年12月3日(金)『ONE: WINTER WARRIORS』の開催が決定。女子アトム級ワールドGP決勝、日本から秋元皓貴、若松佑弥の出場も発表されている。

 メインイベントは、ONEライト級キックボクシンング世界タイトルマッチとして、現王者のレギン・アーセルが、ONE初参戦のイスラム・ムルタザエフを相手に王座防衛戦に臨む。

 コ・メインイベントは、ONE女子アトム級ワールドグランプリの決勝戦。ランキング2位のスタンプ・フェアテックスと、4位のリトゥ・フォガットが、王者アンジェラ・リーへの挑戦権を懸けて拳を交える。

 また、日本からはバンタム級キックボクシング3位で現在3連勝中の秋元皓貴が、中国からONEに初参戦するチュー・ジェンリャンを迎え撃つ。秋元は前戦でジャン・チェンロンとの再戦を制しており、今回のジェンリャンを降し、現王者のカピタン・ペッティンディーアカデミーへの挑戦に辿り着きたいところだ。

 しかし、対するジェンリャンも17連勝中の強豪だ。

 中国の国家ムエタイチームの一員として活躍。2013年中国ムエタイ選手権-75kg級で金メダルを獲得し、同年にプロデビュー。2014年WLF-65㎏級インターコンチネンタル王者、2014年S-1“皇后杯”王者、2015年S-1“泰皇杯”王者、2016年WLF -67㎏級世界カンフー王者、2017年GOH世界フェザー級王者、2019年ISKAスーパーフェザー級世界王者などに就いている中国のトップキックボクサーだ。

 日本にも2017年7月に『Krush』に来日し、小宮由紀博から判定勝ちを収めているほか、2018年1月には長島☆自演乙☆雄一郎にもTKO勝ちしている。

 ディラン・サルバドール、ケム・シッソーンピーノン、イリアス・ブライド、ジョムトーン・チュワタナ、モサブ・アムラーニ、サゲッダーオ・ペットパヤタイといった世界に名を知られる強豪たちからも勝利を収めており、2016年8月にモロッコにてフランス人選手に敗れて以降は17連勝。中国国内だけで試合をしているわけではなく、ポルトガルやブラジル、スイス、タイ、アメリカ、ニュージーランドなどにも遠征して勝利している。戦績は51勝(23KO)7敗。31歳のチューは英国ラフバラ大学でスポーツマーケティングの修士号を取得するため、試合から遠ざかっていたが、今回、ONEで復帰となる。

 MMAでは、2021年4月に強豪リース・マクラーレンから大きな勝利を挙げたフライ級3位の若松佑弥が、ONE本戦2戦目の中国のフー・ヨンと激突する。

 7勝2敗のヨンは「ONE Hero Series」で4連勝後、2021年3月に本戦に出場。ヨッカイカー・フェアテックスから再三テイクダウンを奪い判定勝ちしている。これまで黒星は2つ。ONE FC時代にデーダムロンに敗れたジョマン・オマンと、ダナ・ホワイト コンテンダーシリーズに出場したシャン・ゼィーファに敗れている。王座戦に向かいたい若松としては、メインカードの中で落とせない相手だ。

 さらに、ライト級で14勝5敗のティモフィ・ナシューヒンと“ダギ”ことザイード・フセイン・アサラナリエフ(8勝2敗O)が、2018年9月(アサラナリエフがTKO勝ち)以来、3年3カ月振りの再戦に臨む。前戦でクリスチャン・リーに判定負けした3位のアサラナリエフと、リーに1R TKO負けした5位のナシューヒン。現王者はリーに判定勝ちしたオク・レユンだが、王座戦線に進むのはこの勝者か、それともリーか。

 また、ヘビー級では“ブシェシャ”マーカス・アルメイダのがMMA2戦目に臨む。対戦相手はHEATからONEに参戦したカン・ジウォン。MMA5戦負け無しで、2021年3月の前戦ではアミル・アリアックバリを1R、左フックでKOに下しており、今回も大物食いを起こすか。

ONE: WINTER WARRIORS

12月3日(金)午後9時30分から配信
シンガポール・インドアスタジアム

▼キックボクシング ライト級世界選手権試合 3分5R
レギン・アーセル(オランダ)
イスラム・ムルタザエフ(ロシア)

▼女子アトム級ワールドグランプリ 決勝 5分3R
スタンプ・フェアテックス(タイ)7勝1敗
リトゥ・フォガット(インド)7勝1敗

▼キックボクシング バンタム級 3分3R
チュー・ジェンリャン(中国)
秋元皓貴(日本)

▼ONEライト級(※77.1kg)5分3R
ティモフィ・ナシューヒン(ロシア)14勝5敗
ザイード・フセイン・アサラナリエフ(トルコ)8勝2敗

▼ONEヘビー級(※102.2kg)5分3R
カン・ジウォン(韓国)5勝
マーカス・“ブシェシャ”・アルメイダ(ブラジル)1勝

▼ONEフライ級(※61.2kg)5分3R
フー・ヨン(中国)7勝2敗
若松佑弥(日本)14勝4敗

ONE: WINTER WARRIORS 2

12月17日(金)午後9時30分から配信
シンガポール・インドアスタジアム

▼ONEフライ級(※61.2kg)5分3R
ダニー・キンガッド(フィリピン)
カイラット・アクメトフ(カザフスタン)

▼ONEバンタム級(※65.8kg)5分3R
ケビン・ベリンゴン(フィリピン)
クォン・ウォンイル(韓国)

▼キャッチウェイト (※95kg契約)5分3R
ビタリー・ビグダシュ(ロシア)
ファン・ロン(中国)

▼ONEウェルター級(※83.9kg)5分3R
ゼバスチャン・カデスタム(スウェーデン)
ムラド・ラマザノフ(ロシア)

▼ONEバンタム級(※65.8kg)5分3R
マーク・ステファン・ロマン(フィリピン)
ユサップ・サーデュラエフ(ロシア)

▼ONEバンタム級(※65.8kg)5分3R
ジャンロ・マーク・サンジャオ(フィリピン)
ポール・ルミヒ(インドネシア)

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