骨折した右拳は完治「バチバチ練習している」と朝倉海(KAI Channelより)
年末の「RIZINバンタム級JAPANトーナメント2021 FINAL ROUND」で、準決勝・決勝に臨む朝倉海(トライフォース赤坂)。9月の2回戦で行われたアラン“ヒロ”ヤマニハ戦で右拳を骨折したが、自身のYouTubeチャンネル『KAI Channel』にて“完全復活”を宣言した。
朝倉は拳の状態を聞かれ「治りましたよ。もうバチバチ練習してますよ。今日も昇侍さん(11・28RIZIN TRIGGER 1stにて萩原京平と対戦)と5Rもうバチバチやりましたんで。もう治りましたよ。完治!」と右手を見せる。
「今までで一番濃い内容の練習ができていますね」と、充実した様子の朝倉。今回から専属コーチとして、DEEPで試合をしていた佐々木由大が就くことになり、試合まで二人三脚でやっていくという。
動画ではその佐々木コーチとのミット打ちを披露。パンチからのハイキック&ミドルキック、飛びヒザ蹴りなどを繰り出し、昇侍は「凄いキレがある。最近見た中でかなりいいんじゃない」と評した。
(写真)右手が使えない分、蹴りに磨きをかけて威力がアップしたという
朝倉は「拳を痛めていた期間、ずっと蹴りのミットをやっていたから蹴りの威力がかなり上がったかもしれない。殴れない時、ずっと蹴っていたから。あと足のトレーニングずっとしていたからさ」と、右拳が使えない期間は蹴りに磨きをかけてきたと言い、蹴りの進化に手応えを感じているようだった。
その後は坂道ダッシュを行い、朝のトレーニングは終了。昼、夜と1日3部練習をしているようだが、動画密着はここで終わっている。朝倉は「大晦日、絶対に俺が優勝するので楽しみにしていてください」とファンにメッセージを送った。