K-1K-1
K-1
ニュース

【Krush】極真空手世界王者の与座優貴が初参戦「圧倒的に倒して実験台にしたい」、迎え撃つ蓮實光「逆に自分がしてやる」

2021/10/18 23:10
 2021年12月18日(土)東京・後楽園ホール『Krush.132』の対戦カード発表記者会見が、10月18日(月)都内にて行われた。  与座優貴がK-1 GYM SAGAMI-ONO KRESTに移籍、Krushに初参戦してライト級3分3R延長1Rで蓮實光(パラエストラ栃木)と対戦することが発表された。  与座は極真会館第6回全世界ウェイト制空手道選手権大会で軽量級優勝の実績を持つ空手家で、2019年3月にキックボクシングに転向。7戦全勝(3KO)の快進撃を続けていたが、2020年2月の鈴木千裕戦で初黒星。その後は久保政哉、喜入衆に連勝したが、3月の『KNOCK OUT』で宮越慶二郎に判定2-1で惜敗。戦績を9勝(4KO)2敗としていた。  迎え撃つ蓮實は総合格闘家でもあり、Krushには2018年6月から参戦。パワーを活かしたファイトスタイルで4勝(2KO)2敗の戦績をマークし、2020年3月には東本央貴とダウンを奪い合う試合を演じてKO勝利。7月には大沢文也からも3度のダウンを奪ってKO勝ちしているハードパンチャーだが、朝久泰央、卜部功也、龍華に敗れ3連敗中。戦績は5勝(3KO)5敗。  会見に出席した与座は「自分はK-1王者になるために来ました。ライト級は層が厚い階級で強い選手がたくさんいますが、用意された相手を一人一人倒して必ず自分がK-1王者になります」と宣言。  それに対して蓮實は「連敗が続いていますが今年最後のチャンスをいただきありがとうございます。相手は他団体の選手ということで、K-1 JAPAN GROUPでは全然通用しないよってところを見せます」と言い放った。  まずジムを移籍した理由を聞かれた与座は「いろいろあるんですが、仕事の都合だったり。その中でいろいろ候補のジムがあったんですが強くなるためにはKRESTかなと。王者がいっぱいいてトップ選手もいっぱいいるので」と説明。  Krushの印象を聞かれると「自分の階級で言えばこの間トーナメントがあったんですが、全然いけるなって感じです」と自信満々に答え、蓮實については「パンチ力があって身体も強く、K-1のライト級トップとアツい試合をしていて強い選手ですが、自分はアツい試合をする気は全くなくて、一方的に圧倒的に倒してK-1ルールでの自分の実力を見せて実験台にしたいと思います」と挑発。  その言葉に蓮實は「ぜひ実験台にしてもらいたいですね。逆に自分がしてやります。何もさせないくらいにこれが蓮實光っていうショーを見せたい」と、逆に実験台にしてやると返答した。  さらに「自分もK-1 JAPAN GROUPに参戦させていただいて強い選手ばかりだし、自信を持って上がったリングで差をつけられて倒されたこともあるので、他団体選手がポッと来ていきなりKrushの本戦とかK-1に出たいって言葉を口に出せないくらいに自分が全部封じてやろうかと思います」と、そのデカい口を封じてやると宣告した。  Krush参戦にあたり与座は「前までのキックボクシングでのスタイルはサウスポーで距離を取って、自分の得意な蹴りを当てていくスタイルだったんですけれど、K-1ルールはリズムとかテンポが速い。見合う展開があまりないのかなって思っています。そこは逆に自分が元々やっていた空手のルールに少し近いところがあるので、最初は戸惑ったんですが今はけっこう自分に合っているなと思うので、空手時代のスタイルをK-1ルールでやっていけるのかなと思っています」と、空手時代のスタイルで臨むとする。  それについて蓮實は「朝久空手とか空手選手との試合も経験しましたが、足技が多い、蹴りが多い印象です。あとは手数が多い。トリッキーな動きも多い感じですが、前回王者(朝久泰央)とやっていて経験しているので、同じ空手家で対策も出来ています。しっかり当てて倒します」と、現K-1王者・朝久との対戦経験が活きるとした。  そして与座は「しばらく試合間隔が空きましたが、その間にたくさん試合を見たいと言われたので、強くなった自分を見せられると思うので楽しみです」と以前よりも強くなった姿を見せるとし、蓮實は「今年最後はKOで締めくくりたいと思います」とKOを予告した。 <発表対戦カード> ▼Krushフェザー級タイトルマッチ 3分3R延長1R新美貴士(名古屋JKファクトリー/王者)篠塚辰樹(MASTER BRIDGE SOUND/挑戦者) ▼Krushクルーザー級タイトルマッチ 3分3R延長1Rマハムード・サッタリ(OTAジム/王者)ANIMAL☆KOJI(LEGION TOP TEAM/ALIVE/挑戦者) ▼Krushバンタム級 3分3R延長1R橋本実生(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)野田 蒼(月心会チーム侍) ▼Krushバンタム級 3分3R延長1R松谷 桐(ALONZA ABLAZE)峯 大樹(若獅子会館) ▼Krushライト級 3分3R延長1R蓮實 光(パラエストラ栃木)与座優貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST) ▼Krushフェザー級 3分3R延長1R寺田 匠(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)松山勇汰(TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント