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【修斗】2度目の対戦は世界ストロー級暫定王者決定戦 ・猿丸ジュンジvs.黒澤亮平! 黒部三奈vs.SARAMIの3度目対戦は修斗世界女子スーパーアトム級王座戦=11月6日(土)新木場・昼大会

2021/09/30 15:09
 2021年11月6日(土)に東京・新木場USEN STUDIO COASTで開催される「プロ修斗公式戦 PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.7 Supported by ONE Championship」にて、2つの王座戦が発表された。  夜の「VTJ 2021」と昼の「プロ修斗」のダブル開催となるスタジオコースト大会。約5年振りの復活となるVTJに注目が集まる中、同日開催となるプロ修斗のメインカードには、世界ダブルチャンピオンシップが決定した。 ▼世界ストロー級暫定チャンピオン決定戦 5分5R猿丸ジュンジ(同級1位/修斗GYM東京)黒澤亮平(同級5位/パラエストラ松戸)  現在、ストロー級世界王者である箕輪ひろばがONE Championshipに参戦中の為、防衛戦が行われずにいた世界ストロー級「暫定王座」を決める試合が決定。因縁の再戦となる猿丸ジュンジと黒澤亮平の間で争う事となった。  二人は2015年に対戦。当時“飛鳥拳”のリングネームで破竹の7連勝を飾っていた黒澤が、猿丸に挑むチャレンジマッチという位置付けだった。  開始早々から明らかに負傷していた猿丸は乱打戦に持ち込む作戦に打って出るも、黒澤も応戦。いよいよ負傷箇所が酷くなり、足を引きずりながらも必死で追う猿丸と下りながらディフェンスする黒澤。その刹那、猿丸渾身の右ストレートがヒット。顎を撃ち抜かれた黒澤は前のめりに崩れ落ちた。  しかし、ベルトを巡る運命はこの一戦以降、二人を大きく変える。  猿丸は当時世界王者だった内藤のび太に挑むも完敗。自身4度目となるタイトル挑戦も悲願達成とはならなかった。  その後、ONE Championshipへの参戦で内藤のび太がタイトルを返上。2016年7月の王座決定戦で澤田龍人を下した黒澤が第6代世界ストロー級王者となっていた。  その後、黒澤は負傷が長期化し、やむなく王座を返上したが、2019年1月に2年半のブランクから戦列に復帰。児玉勇也に一本勝ち、同年5月にはチーム・ラカイのジェロム・ワナワンを右ストレート1発で1R KOに降している。同年9月に現DEEPの本田良介にスプリット判定で敗れたものの、2020年8月に木内 SKINNY ZOMBIE 崇雅を1R 24秒 KO。2020年11月の前戦ではマッチョ ザ バタフライにも判定3-0で勝利し2連勝。5戦して4勝と世界王座が目前まで迫っていた。  一方の猿丸ジュンジは、後に修斗とONEの2冠王となった猿田洋佑と2017年1月にドローになるも、1年後の挑戦者決定戦で伏兵の村田一着にまさかのKO負け。その後は、2018年5月に永井美自戒に、2018年11月に本田良介にいずれも判定勝ちで、中川マイケルとのドローを挟み、こちらも5戦4勝で今回の暫定王座決定戦を決めた。中川戦後も2020年1月にワナワンに判定勝ち。2020年9月の前戦では、飯野タテオを1R TKOに降している。  ただただ修斗の世界チャンピオンになることだけを夢に見て、20歳から戦い続けた猿丸も既に15年のキャリアを迎え、実に5度目の世界挑戦となる。  そして、過酷な負傷を乗り越えてカムバックした黒澤。タイトルを巡る運命と紆余曲折を経て再び交わる事となった両者が迎えるフィナーレは悲願成就か、王座奪還か。 [nextpage] 黒部vs.SARAMI 3度目の対戦はケージで ▼女子世界スーパーアトム級チャンピオンシップ 5分5R黒部三奈(王者・初防衛戦/マスタージャパン東京)SARAMI(挑戦者・同級1位/パンクラスイズム横浜)  また、女子スーパーアトム級では、2021年7月の次期挑戦者決定戦で中村未来を2R TKOに降し、コンテンダーとなったSARAMIが、“女王”黒部三奈に挑む5分5Rの世界戦が決定した。  7年前、2014年11月の「DEEP JEWELS 6」で初めて拳を合わせた二人。2014年の初対決では打撃で攻め入るSARAMIが放った強引な首投げを冷静にいなした黒部が1Rリアネイキドチョークでタップを奪い勝利。  更に4年後の2018年3月の「DEEP JEWELS アトム級タイトルマッチ」では、黒部がSARAMIの挑戦を受ける形で2度目の対戦。  前戦同様に的確な打撃で王者をグラつかせ、1Rからあわやという場面を作るSARAMIだったが、黒部が2、3Rと怒涛の反撃を見せてフルマークの判定勝利で“女王”の意地を見せ、初防衛に成功している。  ここから更に3年の月日が流れ、黒部は修斗でも王座を獲得し2団体で女王となり、 SARAMIはONE WarriorSeriesを経て、黒部の後を追うように修斗に参戦した。  二度戦った両者だが、今は互いを認め合い、共にトレーニングを積む間柄となったが、運命の巡り合わせか、今回3度目の対戦が決定した。  試合が決まった両者はケージ上で顔を合わせ、黒部が「ベルトはあげない」とコメント。これにSARAMIが「私は彼氏もいて、充実したチャンピオンになりたい」と返すと「マジぶっ飛ばす!」と“女王”は戦闘モードにスイッチが入っている。  7年にも渡る二人のストーリーもいよいよエピローグとなるか。その結末は?
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