2021年9月23日(木・祝)神奈川・ぴあアリーナMM『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA』の前日計量&記者会見が、22日(水)都内にて13:00より行われた。
第11試合のSuper Fight!ライト級(-63kg)3分3R延長1Rで対戦する、RISEライト級王者・直樹(BRING IT ONパラエストラAKK)は樹62.95kg、RISE WORLD SERIES 2019 -61kg級王者・白鳥大珠(TEAM TEPPEN)は63.0kgで計量をパス。
リベンジマッチとなる白鳥は「約1年ぶりですね。去年の10月に直樹選手に負けて、いよいよ来たな、と。去年の借りを明日必ず返します。このリベンジに向けて去年の敗戦を一度も忘れたことはないので、その想いを全てぶつけたい」と、厳しい表情でコメント。
一方の直樹は「最初の2人(ベイノアとねぎ魔神)のコメントが印象強すぎて喋りたくないですね。白鳥選手が何を言ってるか頭に入ってこなかったので、最初の2人に勝てないので俺は静かにしておきます」と、面白いコメントが出せないと余裕の笑み。
計量で顔を合わせた印象を聞くと、白鳥は「特にこれといって感じたものはなかったんですが、自分はリベンジする、その気持ちだけなので、それ以外の余計な感情は一切ないです。だから今日目を合わせても特に何も思いませんでした」と集中しているという。
それとは対照的に直樹は「ねぎ持ってきてないなと思いましたね。感情的には尊敬しているので尊敬をぶつけたいと思います」と、隣にいた原口健飛のコメントをパクっておどける。
白鳥に改めてリベンジに懸ける気持ちを聞くと「僕はRISEに来てずっと連勝できていて、去年のトーナメントも凄い盛り上がったと思うんですね。その中で自分がやらないといけない時にああいう形で終わってしまって。自分自身に凄いイラだちを覚えたというか。初めての敗戦ではないですが、今までと違った感情というか。自分の中で作り上げてきたものが一気に崩れたとの想いが強かった。それを取り戻したいという気持ちです。だから早くリベンジしたいとアピールしていました。それがようやく決まったな、という気持ちですね」と、胸の内を語る。
するとここで直樹が初めて険しい表情となり、「再戦が決まってから何回か会見とかありましたが、まず再戦を受けてくれてありがとうございますの一言もない、一度くらい言ったらどうなんだと俺は思っていますね。自分が再戦したいと言ったら、すぐに再戦できるのが当たり前だと思っているのが腹が立ちますね」と声を荒げた。
因縁深まる両者。果たして再戦の結末は。