昨年と比べても体型が逞しくなった古瀬は計量を一発クリアー
2019年5月12日(日)東京・竹芝のニューピアホールで開催される「DEEP 89 IMPACT」の前日計量が、11日(土)東京・中野サンブラザで行われた。
今大会唯一の女子マッチ、第9試合のDEEP JEWELS 49kg以下契約5分3Rで対戦する、古瀬美月(Y&K MMA ACADEMY)は48.60kg、樋田智子(カルペディエム福岡)は48.70kgでそれぞれ計量をクリアー。
古瀬は昨年11月から行われたAbemaTV『格闘代理戦争3rdシーズン』での女子トーナメントに、青木真也推薦選手として出場。1回戦でルックスや言動が派手だったgaruchanに腕十字で一本勝ち、準決勝ではその後RIZINに出場するあいにも腕十字で一本勝ちして決勝へ進出した。その決勝では平田樹に敗れて優勝は逃すも、勝っても負けても号泣する姿が視聴者に大きなインパクトを与えている。
今回はその決勝戦以来の試合となり、今春には高校を卒業して大学に進学、JKファイターからJDファイターになっての第一戦となる。体格も以前よりがっしりとした身体つきになり、肩幅も広くなった。
古瀬は「久しぶりの試合になるんですけど、明日はしっかり一生懸命、頑張りますので応援よろしくお願いします」と意気込みを語った。
対戦する樋田はRISEアマチュア大会『KAMINARIMON』で経験を積み、2018年5月にRISEでプロデビュー。2連勝後、同年11月の両国国技館大会で平岡琴に判定負け。柔術大会出場や2月にはグラップリング団体戦のアマチュアQuintetに参加するなど、組み技も磨いている。MMAは今回がデビュー戦。
「初めてのMMAの試合なんですが、出るからには覚悟を決めてぶっ飛ばしにいきます。よろしくお願いいたします」と、得意の打撃で勝負する気満々の樋田。知名度のある古瀬を喰って、MMAデビュー戦を勝利で飾るのか。それとも古瀬が成長の証を見せるのか。