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【DEEP】本野美樹、熊谷麻里奈、海飛が再起戦!=10月17日(日)新宿(2部)

2021/08/26 14:08
 2021年10月17日(日)新宿FACEにて昼夜2部制の『skyticket Presents DEEP TOKYO IMPACT 2021』の開催が決定。夜の第2部の決定カードが発表された。 ▼DEEP JEWELSストロー級 5分2R本野美樹(AACC)ARAMI(フリー)  本野は、東海大学柔道部出身で2010年の講道館杯では西田優香(2010年世界柔道選手権-52kg級優勝)に勝利するなど活躍し、アマチュアMMAでも無敗。2019年3月の『HEAT』で満を持してプロMMAデビューを果たし、同年6月の『DEEP JEWELS』に初参戦すると、ベテランの長野美香をデビュー2戦目にして破るというアップセットを起こしている。2020年7月のDEEP JEWELSストロー級暫定王者決定戦で赤林檎を1R4分23秒、TKOに破ってわずか6戦目で王座に就いた。  しかし、2020年12月19日の『DEEP JEWELS 31』でのノンタイトル戦で、デビュー2戦目の超新星・伊澤星花に判定負け。続く6月20日大会ではストロー級王座を賭けて再戦も、伊澤に1R 3分22秒 腕十字で一本負けし、王座陥落。今回が再起戦となる。  対するARAMIは、3連敗中。2017年に韓国『Road FC 39』でプロデビューし、ホン・ユンハに判定勝ち。2戦目はDEEP JEWELSで古瀬美月にTKO勝ち。3戦目は青野ひかるに体重超過の減点2が響いて敗れ、4戦目はソ・ユジンに一本負け。しばらく試合間隔が空き、2020年7月に61kg契約で杉山しずかに腕十字で敗れた。続く8月のDEEPでは55kg契約で新鋭の栗山葵から勝利で再起。  しかし、2020年10月に本野と同じく新鋭・伊澤星花に54.5kg契約で判定負け。その後、フライ級で2020年12月にミッコ・ニルバーナに、2021年6月に奈部ゆかりにいずれも判定負けを喫している。  ともに本野に敗れた者同士で右足前のサウスポー構え。本野は前手の右手を使い、組んでの足技をからめての投げからポジションを奪うのが勝ちパターン。対するARAMIも重い腰で受けが強いが、アトム級でも戦っていた身体からの増量はアドバンテージが薄れ、奈部のようにタイトに組まれると際を譲ることがある。バックを取られてからの前転してのヒザ十字、足関節なども見せるが、極めに繋げられていないのが現状だ。連敗を脱するのは本野かARAMIか。 ▼DEEPバンタム級 5分2R平松 翔(パラエストラ松戸)海飛(和術慧舟會HEARTS)※吉村海飛  2019年3月のプロデビューで、小川顕広戦を96秒リアネイキドチョークで極めた平松だが、12月に小林博幸に判定負け喫すると、2020年11月に日比野“エビ中”純也にも判定負けで2連敗中。  対する吉村海飛は、極真会館山口支部出身。2015年に全日本高校生空手道選手権で優勝し、その後はTEAM TEPPENでアマキックを経験。現在は、大沢ケンジ代表率いる和術慧舟會HEARTS所属で、2020年12月のPANCRASEアマチュア全日本オープントーナメントライト級優勝。さらに2021年3月のDEEPフューチャーキングトーナメントフェザー級でも優勝し、この2つのトーナメントで7試合連続KO勝ちをマークした。  その後、『格闘DREAMERS』で漆間蒋生にスプリット判定勝利。6月19日の「DEEP TOKYO」では、山口コウタのテイクダウンに苦しみながらも、サウスポー構えからの右の蹴りを当て、最後はギロチンチョークで一本勝ちし、DEEP本戦初勝利を飾った。しかし2021年7月のDEEP2戦目で佐藤拳駿のギロチンチョークに捕まり、スプリット判定負けで初黒星。  ともに手の位置が低い構えから懐深く、サウスポー構えから右前足を巧みに使う海飛に対し、オーソでワイドスタンスの平松は遠間からのテンカオなどの飛び込みを見せるが、テイクダウン耐性に欠ける部分もある。  海飛が再び連勝街道に戻るか、それとも平松が再起を飾るか。 ▼DEEP 55kg以下 5分2R中村真人(レンジャーGYM)根本元太(パラエストラ柏)  根本は、伊澤星花と同じ下野サンダーキッズでレスリングを学び、作新学院時代にボクシングでインターハイ学校対抗優勝に導いた主将。パラエストラ柏に入門し、2021年3月にプロデビュー。キンタ・ジ・エンド、多湖力翔に判定勝ちで2連勝中。  対する中村は、フィリピンと日本のハーフ。9歳からグローブ空手を始め、15歳からアマチュアの試合に出場。2018年5月のマッハ祭りでは澤田良を1RでKO。Fighting NEXUSで3連敗後、ダバオで強化合宿を積み、2019年12月にDEEP初参戦。2019年12月のDEEP93では香港出身のサイモン・シェに判定勝ち。2020年3月には多湖力翔にも判定勝ちで連勝も、2週間後のグアムBrawlで腕を負傷TKO負け。2021年6月の前戦で4連勝中の林豊にパウンドでTKO負けし、2連敗中だ。 [nextpage] 「北の女武芸者」熊谷麻里奈は組み技を克服できるか ▼DEEP JEWELSバンタム級 5分2R熊谷麻里奈(K-Clann)ゆりな(フリー)  熊谷は“北の女武芸者”と呼ばれるマルチファイターで、元々はアマチュアボクシングで活躍しキックボクシングに転身。さらに2018年5月にはMMAにも挑戦(Road FC 47の女子バンタム級でジン・インチャオに判定負け)、同年9月には素手にバンテージのみを巻いて戦う超過激格闘技ラウェイにも出場し、4R判定無しのドローとなっている。  2020年8月と9月の『DEEP』でKINGレイナとキックボクシングルールで連戦。初戦はKINGレイナが判定勝ちも物議を醸し、再戦はKINGレイナが計量オーバーのため減点2とイエローカード2枚提示で試合開始。今度は判定3-0(30-26×2、30-25)の大差で熊谷がリベンジを果たして名を挙げた。  しかし、現在はキック含め3連敗中。2020年11月のBOUT41でキックルルールで櫻井梨華子に判定0-2負け後、2020年12月にケイト・ロータスに腕十字で一本負け。2021年6月にはAACCのTe-a(村山多笑)に2R 腕十字で敗れており、苦手な組み技を克服できるか。  対するゆりなは、柔道出身。コンバットレスリングや柔術の大会で経験を積み、アマチュアDEEP JEWELSではMMAとグラップリングで勝利。2020年10月『DEEP JEWELS 30』でミッコ・ニルバーナと対戦も2R パウンドでTKO負けとなっている。プロ初白星を掴めるか。 ▼DEEPバンタム級 5分2R宮島夢都希(KRAZY BEE)山本有人(リバーサルジム東京スタンドアウト)  KRAZY BEEの宮島は3勝1敗。2019年MWJ杯バンタム級優勝後、PANCRASEで2020年ネオブラッド・トーナメントに出場し、高杉遼介、大谷啓元をいずれも3R TKOに降し準決勝進出。修我にスプリット判定で敗れている。2021年6月にサイバー遼に2R TKO勝ちで再起。今回がDEEP初参戦となる。  対する山本は、リバーサルジム東京スタンドアウトで瀧澤謙太、関原翔、山本歩夢らと練習。2019年12月にZST PRE-STAGE 87で腕十字で一本勝ち後、2021年3月のDEEPフューチャーキングトーナメント2020にフェザー級出場。バンタム級でDEEP本戦初出場となる。 skyticket Presents DEEP TOKYO IMPACT 2021~2nd ROUND~ 10月17日(日)新宿FACE開場/17:00 開始/17:30 ▼DEEP JEWELSストロー級 5分2R本野美樹(AACC)ARAMI(フリー) ▼DEEPバンタム級 5分2R平松 翔(パラエストラ松戸)海飛(和術慧舟會HEARTS)※吉村海飛 ▼DEEP 55kg以下 5分2R中村真人(レンジャーGYM)根本元太(パラエストラ柏) ▼DEEP JEWELSバンタム級 5分2R熊谷麻里奈(K-Clann)ゆりな(フリー) ▼DEEPバンタム級 5分2R宮島夢都希(KRAZY BEE)山本有人(リバーサルジム東京スタンドアウト) ▼DEEP バンタム級 アマチュアSPルール 3分2R木村琉音(K-Clann)熊谷海人(夕月堂本舗)
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