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【KNOCK OUT-EX】リカルド・ブラボ、対戦相手変更や試合数減少にも平常心「明日はいい試合をしたい。それだけです」

2021/08/21 23:08
【KNOCK OUT-EX】リカルド・ブラボ、対戦相手変更や試合数減少にも平常心「明日はいい試合をしたい。それだけです」

対戦相手の急遽変更、大会の試合数減少にも動じず、KOで大会を締めくくることを誓ったブラボ 撮影/安村発

 2021年8月22日(日)東京・新宿FACEにて、昼に開催の『SACRED FORCE presents KNOCK OUT-EX vol.3 ~RED FIGHT~』の前日計量&記者会見が21日(土)都内にて14:00より行われた。

 メインイベント(第4試合)KNOCK OUT-RED -73.0kg契約3分3R延長1Rで、西村介佑(クロスポイント吉祥寺)と対戦する新日本キックボクシング協会日本ウェルター級王者リカルド・ブラボ(伊原道場アルゼンチン支部)は72.6kgで計量をパス。西村は欠場者が出て急遽の出場が決まったため、試合当日の午前中に計量が実施されることになった。


 1人で会見に出席したブラボは「吉田選手は2週間前にコロナの影響で出られなくなって、しょうがない。お大事にして下さい。次の試合は今週決まったけど、相手は全然関係なく、自分のペースで試合をしてしっかりKOで勝ちます。今年11月の興行でできれば吉田選手とタイトルマッチをしたいです」と、急遽の対戦相手変更も問題ないとし、当初対戦するはずだったKNOCK OUT-REDスーパーウェルター級王者&イノベーション同級王者・吉田英司(クロスポイント吉祥寺)とタイトルマッチで仕切り直しの対戦をしたいと希望した。

 相手とは試合当日まで顔を会わせないことになったが「次の相手は試合映像がなかった。相手に関係なく自分の試合をしますので全然大丈夫です」と、全く動じることがないブラボ。

 タイでやってきた実績で西村が勝つ自信があるとコメントしていることについては「ムエタイの選手ですよね。ヒジ、ヒザには気を付けますけど、それだけ。自分もヒジがうまいので大丈夫」と、ヒジ&ヒザ勝負になっても自信があるとする。


 今大会は夜の部と合わせて6名の選手が新型コロナウイルスの影響により欠場。さらにこの日、昼大会で古村光(FURUMURA-GYM)との対戦が決まっていた横野洋(キックボクシングジム3K)も感染症拡大防止のために一定の待機期間を設ける必要のある選手(本人または同居人が陽性者、濃厚接触者、濃厚接触者の疑いがある者、発熱等の体調不良である者等)に該当することが前日に判明したため、今大会への出場を見合わせることが発表された。

 これにより、昼大会は4試合のみ実施という事態に。試合数が減ってメインにかかるプレッシャーは感じるかと聞かれたブラボは「『KNOCK OUT』で試合ができるいいチャンス。いい試合をしますけど、メインイベントのカードではない。だから問題なの。明日の試合を見て下さい。しっかりKOします。1Rか2Rか。判定までいきたくない」と、試合内容とKOで大会を締めくくりたいとした。

 今回の試合で強化してきたことや試してみたいことはあるかとの問いには、「そこまで考えていません。試合の1週間前まで試合があるのかないのか、凄い心配してきたけど、一生懸命練習しました。明日はいい試合をしたい。それだけです」と最後まで平常心。「次の相手は変わりましたが、それは関係なくしっかりKOで勝ちます」とのメッセージをファンに送った。


 また、ブラボの大谷とのタイトルマッチに関するアピールについて、宮田充KNOCK OUTプロデューサーは「リカルド選手は10月17日に新日本キックで次の試合が決まっています。吉田選手のジムと調整をしてその方向で進めていきたい」と、タイトルマッチとして仕切り直す方向性であることを語った。

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