今回も様々な格闘技・武道・武術などのバックボーンを持った選手たちが集結。全8試合が行われる
2019年5月11日(土)千葉・舞浜アンフィシアター『巌流島 世界武術王決定戦 2019 in MAIHAMA―序幕―』の前日記者会見が、10日(金)都内にて行われた。
会見の冒頭、谷川貞治プロデューサーは「連休前に(今大会を)開催することを決意してバタバタです。主催者として言うのは、巌流島は自分のバックボーンを活かす戦いなのでMMAではありません。バックグラウンドである空手、キックボクシング、相撲…個性豊かな人たちが集まっているので喧嘩師(伊藤澄哉)には根性見せてほしいし、ニャンニャン拳法(大ももち)には頑張ってほしいし、酔拳(今野淳)にはそのまま酔拳で戦ってほしい。それぞれの個性を活かして戦ってほしいです。みんなが同じ戦い方をしたら武術・武道ではなくなるので、日頃鍛えている技で戦ってほしいと思います」とのメッセージを選手たちに伝えた。
以下、出場選手たちのコメント。
▼第6試合 75kg契約
西浦ウィッキー聡生(修斗)
「明日はくねくねした打撃をお見せします。お楽しみに。相手は緑の頭なのでカラフルな試合をする。ピンクか緑かって」
鈴木琢仁(ボンサイ柔術)
「今回は関根(シュレック秀樹)さんの推薦を受けたので、ボンサイ柔術と関根さんの名に恥じぬように頑張ります。僕は元々格闘技ファンなのでウィッキー選手のことは知っていますし、テレビで見ていた選手と試合をするのは嬉しい。本当はツーショットしたいという気持ちを抑えて、対戦相手と認識して頑張ります」
靖仁(高久空手)
「今回10日前にオファーいただき、チャンスをいただきありがとうとございます。武道家はいつ何時でも戦えなければ武道家じゃない。急なオファーでも戦えなければということで出ないといけないと思いました。空手代表としてやるので、日本拳法との間合いの戦いを見ていただきたい。ルールある戦いではなく一瞬で決まるような間合い、呼吸を読むような戦いを見せたいと思います。武道家らしく戦いたい。相手がいないので印象は分かりませんが、動画で見て日本拳法ということで縦拳を一番注意しています。高久館長からも縦拳に気をつけろとのお言葉をいただいています。実戦なので、試合の中で相手の癖や距離感をつかめればと思います」
▼第3試合 無差別級
伊藤澄哉(喧嘩師/日本)
「今回は中澤(達也=昨年9月大会に出場)さんの意思を継いで喧嘩師という名前で出させていただきます。クンタップの実力は全部知っています。自分もパンチ、キックどっちもできるので、結果で中澤さんに恩返しできるように頑張ります。クンタップが昔M-1(日本のムエタイ大会=現M-ONE)のチャンピオンだった時、実は自分もM-1ジュニアのチャンピオンでした。これも何かの縁だと思っています。ミドルが強いのを昔から見ていますが、自分のミドルが通用するところを見せられたらと思っています。自分もバックボーンがキックボクシングでパンチ、蹴りなので、かみ合った試合ができると思うのでパンチと蹴りを見てほしいです」
クンタップ・チャロンチャイ(ムエタイ/タイ)
「明日も頑張ります。楽しんでください。いい試合、楽しい試合をみんなに見せてあげる。明日は僕はミドルだけじゃなくいろいろ出します」
▼第1試合 無差別級
今野 淳(酔拳/日本)
「酔拳野郎の今野です。凄い方たちと一緒に出させていただくのはありがたいし、緊張しています。酔拳の爪痕だけは残せるように頑張ります。大ももち選手はツイッターで拝見していたんですが、かなり大きい印象。あとかわいらしいところあるので全力で戦えたらと思います」
大ももち(ニャンニャン拳法/日本)
「明日はニャンニャン拳法とは何かを第1試合から見せて、みなさんの心に届くように戦いたい。かわいさを見に来てにゃー。相手の今野選手の映像を見ましたが、蹴りとかも鮮やかで凄く強いイメージ。いい目しているし、リーチも長い。あと、かわいいと言われて嬉しいです。今、RIZINはRENAちゃん、シュートボクシングはMIOちゃん、巌流島は大ももちなので。そこで魅せたいです。あと、明後日にさいたまスーパーアリーナの『さいたまスポーツフェスティバル2019』で那須川天心君とトークイベントをやるので、顔だけは攻めないでほしいなって思っています。でもまあ、試合なので一緒に楽しみましょう」