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【NJKF】IBFムエタイ世界王者・波賀宙也vs大田拓真、NJKF王者・松本龍斗vs KNOCK OUT王者・安本晴翔が決定

2021/08/10 20:08
【NJKF】IBFムエタイ世界王者・波賀宙也vs大田拓真、NJKF王者・松本龍斗vs KNOCK OUT王者・安本晴翔が決定

波賀が1年7カ月ぶりの出場、大田とのテクニシャン対決に臨む

 2021年9月19日(日)東京・後楽園ホール『NJKF 2021 3rd』の追加対戦カードが発表された。

 IBFムエタイ世界ジュニアフェザー級王者・波賀宙也(立川KBA)と元WBCムエタイ日本統一フェザー級王者・大田拓真(新興ムエタイ)がスーパーファイトの57kg契約3分3Rで対戦する。

 波賀は第2代・第4代NJKFスーパーバンタム級王座、第5代・第7代WBCムエタイ日本統一スーパーバンタム級王座に就き、2019年9月にトンサヤーム・ゲッソンリットを破り日本人4人目のIBFムエタイ世界王者となった。今回は2020年2月にフアサン・オーユッタチャイにTKO勝ちして以来の試合となる。戦績は26勝(4KO)11敗3分。

 大田は2019年は5戦全勝、S1ジャパントーナメントも制すなど飛躍の年となったが、2020年は2月大会でバンラングーンに判定負けして黒星スタート。しかし、9月にWBCムエタイ王座の防衛に成功した。今年1月にはRISEに初参戦し、RISEフェザー級王者・工藤政英に判定で敗れている。7月に『KNOCK OUT』で小笠原瑛作との対戦が決まっていたが、感染症拡大防止のため、一定の待機期間を設ける必要のある選手に該当したため欠場。戦績は19勝(5KO)6敗。

 共にムエタイスタイルのテクニシャンタイプであり、3分3Rの試合時間の中でどこで差をつけるか。


 WBCムエタイ日本統一フェザー級王座決定戦3分5Rとして、NJKFフェザー級王者・松本龍斗(京都野口ジム)vs WPMF世界フェザー級&KNOCK OUT-RED同級王者・安本晴翔(橋本道場)も決定。

 松本は2019年9月にTKO勝ちでNJKF王座に就くと、2020年11月にはKO勝ちで初防衛に成功。前戦は『BOM』で川原龍弥から勝利を収めている。「もっとヒジに特化して『アイツのヒジはすごい』と言われるようになりたいですね。『ヒジだけや』と思われても、そのヒジが全部当たって全部切れるようになりたい」と、ヒジ打ちにこだわりを持つ。戦績は15勝(6KO)4敗。

 安本は少年時代からアマチュアで150戦以上を経験し、24冠王に輝くなど活躍。2016年6月に16歳でプロデビューを果たすと、6戦目でREBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王座、2018年12月にはINNOVATIONスーパーバンタム級王座を獲得した。2019年2月にシュートボクシングのリングで迎えた14戦目で初黒星を喫したが、6月のREBELSでは栗秋祥梧を破りKNOCK OUT-REDフェザー級王座を戴冠。そこからの快進撃でKNOCK OUTをホームに活躍し、今年1月に行われたKNOCK OUT年間表彰式では2020年MVPを獲得。7月大会では竹内賢一を左ハイキックでKOし、怒涛の10連勝をマークした。戦績は20勝(10KO)1敗2分。

 松本が得意のヒジで安本の連勝をストップさせるのか、それとも安本がまた新たなベルトを腰に巻くのか。

 また、NJKFフライ級暫定王者となった優心への挑戦権を懸けて同級2位EIJI(E.S.G)と同級3位・谷津晴之(新興ムエタイ)が対戦。S1レディース スーパーフライ級 トーナメント1回戦2分3Rでは、梅尾メイ(B9gym)vs KOKOZ(TRY HARD)が行われる。6月大会でIMARIに勝利したミネルヴァ スーパーフライ級2位・ルイ (クラミツムエタイ)と決勝戦で戦うのはどっちだ。

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