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【シュートボクシング】KINGレイナが怒りの投稿「流石にムカついた」MMAでの再戦を要求「フルボッコにしてやる」

2021/07/30 14:07
 2021年7月29日(木)東京・浅草花やしき・浅草花劇場にて開催された『SHOOT BOXING Girls S-cup2021 -road to tournament-』のメインイベントで、SB日本女子ライト級王者・未奈(秀晃道場)とシュートボクシングルールで対戦するも判定3-0(29-28、30-29×2)で敗れたKINGレイナ(フリー)がSNSで怒りをぶちまけた。 (写真)このような低い投げはシュートポイントとはならない KINGレイナは「『格闘技ってなんなんだろう』って思った試合だった」と書き始め、「あそこまで投げて相手が片手片膝着くぐらいのパンチ当ててそれでもダウンじゃあない? イエローカード出てて、フルマーク…せめて延長でしょ…流石にムカついた」と判定が不服だとする(イエローカードは1枚が注意、2枚で減点となる)。 「シーザーさんは試合中、『自分から座ったらダメだよ』て言ってましたけど?」と、未奈が投げを防ぐためにとった行為にシーザー武志会長も本部席から注意していたと指摘。  実際、試合後の総括でシーザー会長は「KINGレイナと未奈はもっと絡みあったら面白いかと思ったけれど。自分から倒れるのはよくなかった。もっと早く注意しないと。あれはレフェリーがいけない。そうしたら2回くらい投げられていたかもしれない。反則は厳しくとらないと」と苦言を呈していた。 (写真)シュートポイントにはならない投げを多用したレイナだが、KOを狙う、ダメージを与える投げはルール上認められている また、「噛み合わなかったけれど、レイナはSBに慣れてくれば投げられるし、パンチも上手くなるだろうし強くなるんじゃないかな」と、KINGレイナはSBでも強くなるとした。 (写真)投げに対して未奈が引き込むようにして倒れ込んだ。これにはイエローカードが提示された KINGレイナの投げに関して未奈は「浴びせ倒しみたいなので押してきた。シュートポイントにならないやつ。あれは対策ができていなかったので、1Rに思い切り倒されて肩か頭が当たって右目が見えなくなって。それで左フックをもらってしまいました。全体的に私がダメなんですけれど噛み合わない。組んで(投げを防ごうと)腰を落としても前へ押してくるので、しゃがむなと言われてもという感じでした」と、シュートポイントにならない投げをKINGレイナが仕掛けてきた、としている。  シュートポイントは前方への投げ、後方への投げともに「相手が自分の腰よりも高い位置を通過」、「相手の両足が完全にマットから離れている」、「相手を背面からマットに落としている」の各条件を満たすことでポイントとなる。ただし、ポイントにならずとも投げ自体は攻撃として認められており(テイクダウンするだけのタックルは反則)、過去には投げでのKO決着もある。 (写真)KINGが「ダウンだった」と主張するシーン また、投げや立ち関節・絞め技を防御するため故意に倒れこんだり、手やヒザをマットにつく行為は反則となる、とされている。  シュートポイントにならない投げ技の解釈や、どれくらいの頻度でイエロー・レッドカードを出すか。両者の意見が食い違っているところがあり、ルールに一石を投じる試合となったようだ。  KINGレイナは「まぁ! MMAで覚えとけ! フルボッコにしてやる! 血だらけにね」とMMAルールでの再戦を要求。今回の試合前から、KINGレイナは「今回は私がSBルールで試合をするのだから、次は10月のDEEPにてMMAルールで再戦したい」としており、未奈のキャッチコピーである“フルボッコ”を逆にしてやると宣言。  シーザー武志会長は試合後コメントで、MMAルールでの再戦について「いいんじゃないかな。未奈はMMAでもできると思う。会長と相談してみます。お互いにどっちでもできるんだと、そういう相乗効果があった方がいい。立ち技は立ち技で魅力あるし、総合は総合で面白いし。それは可能だと思う。会長と本人に聞いてみます」と前向きな見解を示している。  未奈自身も「シーザー会長とか協会の人に言われるのであれば」と、やれと言われればやる、との姿勢を示している。因縁の再戦は10月のDEEPで実現するのか。
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