2019年6月2日(日)兵庫・神戸ワールド記念ホール『RIZIN.16』の追加対戦カードが発表された。
RIZINキックボクシングルール3分3Rで、WPMF世界スーパーライト級暫定王者・山口裕人(山口道場)とRISEライト級王者・白鳥大珠(TEAM TEPPEN)が対戦する。
山口は2008年7月にプロデビューし、DEEP☆KICKを拠点に8連勝を飾った。9戦目で初黒星を喫するも2012年の「Krush YOUTH GP -63kg級トーナメント」では1回戦で木村“フィリップ”ミノルにKO勝ち。2014年12月にINNOVATIONスーパーライト級王座を奪取。2016年4月の『RIZIN.1』では大和哲也にKO負けを喫したが、9月にはWBCムエタイ日本スーパーライト級王座を獲得した。その後はKNOCK OUTを主戦場にし、11試合連続で勝っても負けてもKOという判定無し男に。2018年12月には、ムエタイの強豪ワンマリオから勝利を収めてWPMF世界スーパーライト級暫定王者となった。
今年に入ってから北井智大、水落洋祐に連敗を喫しているが、毎回のように激闘を繰り広げて各大会にひっぱりだこの人気選手となっている。
対する白鳥は幼い頃から極真空手を学び、キックボクシングに転向して2011年2月にプロデビュー。2013年12月に高校3年生でWPMF日本スーパーフェザー級王者になったが、2015年3月にプロボクシング転向。8勝3敗の戦績を残すと2018年4月にキックボクシングにカムバック。RISEで3連勝を飾り、大晦日のRIZINではウザ強ヨシヤと倒し倒されの試合を演じてKO勝ち。今年2月にはRISEライト級王座を獲得し、3月には世界トーナメント「RISE WORLD SERIES 2019 -61kg」の1回戦でヘクター・サンチアゴから勝利を収めて準決勝進出を果たした。キック復帰後は無敗で再びRIZINのリングに上がる。
山口は「RIZIN出場はめちゃくちゃ嬉しい! しかも会場が関西なんで最高ですね。ほんで相手が白鳥くんなんで、もっと最高です。今連敗中なんで白鳥くんに勝ったら連敗無かった事にしようと自分で思ってます!(笑)。俺、長身でサウスポーで元ボクサーで男前が相手で1番嫌なんですよ(笑) 。しっかり全部揃ってるやん(笑)。ばっちり仕上げておもろい試合皆さんに見せまっせ! 楽しみにしててや」と、地元関西でのビッグマッチ出場にやる気十分。
対する白鳥は「大晦日振りのRIZINのリング、今からワクワクしてます。RISEの世界トーナメントを控えている中での参戦ですが好調振りを見せて、初の関西に白鳥大珠を広めて盛り上げます! 相手も面白い選手なのでKO決着に期待してください!」と、練習仲間であり今大会に出場する那須川天心と7月21日にエディオンアリーナ大阪で開催される『RISE WORLD SERIES 2019 Semi Final Round in OSAKA』へ向けて花火を打ち上げると誓った。