2021年7月24日(土)東京・後楽園ホールで開催された『Krush.127』の一夜明け会見が、25日(日)都内で行われた。
第4試合のKrush女子フライ級3分3R延長1Rで、RAN(MONKEY☆MAGIC KICKBOXING)を延長戦の末に判定2-1(10-9×2、9-10)で振り切った真優(月心会チーム侍)が出席。前夜の試合を振り返った。
「1Rにバッティングがあって、そこから右目が二重に見えるアクシデントが初めてあってパニクっちゃった。腫れてしまったので今日はサングラスのまま失礼します。そこから気持ちが焦っちゃって倒さなって気持ちで見合って、延長で気持ちだけが前に出ていたのでいつもと同じ試合をしてしまったので反省しかないですね」と、1Rにアクシデントがあって本来の力を出せなかったと明かした。
延長Rで競り勝てたのは「延長は気持ちやと思います。ちょっとの差で勝てたかなと思います」と気持ちで勝てたし、「王者の次の位置にいるのは自分だとアピールしていきたいし、そこにおるのは絶対自分だと思っている。タイトルに絡んでいく試合をするために勝たないと認めてもらえないので勝たないといけない」と、Krushにランキングはないがトップコンテンダーとしての位置は絶対に譲らないとした。
次戦へ向けては「ひとつひとつ用意された試合で結果を出していくしかないので、ジムの兄貴たちと練習を頑張ります」と地道に結果を積み重ねていきたいとする。
試合前のコメントで対戦相手から挑発を受けたことについては、「めっちゃイライラしていて、SNSで言うたろうかと思ったんですが、大人なので勝ってから言おうと思ってめっちゃ抑えていました」と笑う。
1Rのアクシデントがなければ、本当はどんな試合を見せたかったかとの問いには「圧勝したくて。今回から(グローブが)6オンスになったので倒すパンチを練習していて。倒すパンチは自分絶対に持っているので、それを試合で出せないのがまだ甘かったって感じです。でも少しずつ成長しているからと師範と兄も言ってくれているので、次にまた一歩ずつ進んでいこうかなと思っています」と、倒せるパンチを見せたかったという。
そして「このKのリングでああいう試合をしちゃうといっぱい言われるし、ダメなんですけれど、自分はもっと出来るし、信じてくれている人もいっぱいいるし、もっと経験を積んで魅せられる試合ができるように成長していきたいです」と、次を見て欲しいと語った。