2019年5月17日(金)東京・後楽園ホール『LETHWEI IN JAPAN 12 ~勇者の証~』に渡慶次幸平(クロスポイント吉祥寺)が連続参戦する。
渡慶次はパンクラスを主戦場とするMMAファイターだったが、2017年からラウェイに参戦。現在まで4勝3敗5分と本場ミャンマーの選手を相手に勝ち越しており、その勝利の中には2018年6月にミャンマーの英雄ソー・ゴー・ムドーをKOした試合や、同年12月にミャンマーで開催された国際大会の『KBZ グランドファイナル』でKO勝ちして日本人2人目の同大会王者に輝いた試合も含まれる。
今回の対戦相手は、アグレッシブなファイターであり渡慶次との対戦に自ら名乗りをあげたというミン・マウン・マウン(ミャンマー)。
今や日本を代表するラウェイ戦士となった渡慶次は、「前戦(2月)で拳が折れましたが、バッチリ治しましたので今回もこの拳でお客さんを熱狂させます。そして、ミャンマー学校建設に向けてまた一歩前進します。5月17日、たとえまた拳が折れても関係有りません。この命ある限りエキサイティングなラウェイを見せる事をお約束します」と、意気込みを語っている。
大会を主催するILFJは興行収益などでミャンマー子供教育支援活動を行っている。
ラウェイは1000年以上の歴史を持つとされるミャンマーの伝統的な格闘技で、パンチ、キック、ヒジ打ち、ヒザ蹴りのほかに頭突きや投げも認められている。故意とみなされなければ金的攻撃も反則にはならない。グローブは着用せず拳にはバンテージのみを巻く。判定はなく決着はKO・TKOのみで、フルラウンド戦って決着がつかなかった場合はドローとなる。また、試合中に1度だけ「タイム」(2分間の休憩)が許されるのも特徴だ。