“東北の剛腕美女”ことSB日本女子ライト級王者・未奈(左)がKINGレイナを迎え撃つことに
2021年7月29日(木)東京・浅草花やしき内にある浅草花劇場にて開催される『SHOOT BOXING Girls S-cup2021 -road to tournament-』の第一弾対戦カードが発表された。
『Girls S-cup』は“女子格闘技の真夏の祭典”として2009年から毎年夏に開催。主役のRENAがトーナメントで2009・2010・2012・2014と優勝を果たすなど話題となった。昨年はコロナ禍のため開催中止となり、今年は2年ぶりの開催。当初は『Girls S-Cup』として世界トーナメントを行う予定だったが、まだコロナが世界的に落ち着かず海外選手の招聘が困難なために延期、トーナメントを開催できるようになるまで邁進する意味も含めて「road to tournament」と大会サブタイトルに。
出場が決定していた“東北の剛腕美女”ことSB日本女子ライト級王者・未奈(秀晃道場)の対戦相手は、なんと女子MMAファイターのKINGレイナ(フリー)に決定。
レイナは小学校1年生から柔道を始め、インターハイ東京予選女子70kg級3位などの戦績を残し、サンボでも2015年にプーチン大統領杯全日本選手権大会にて女子68kg級で優勝。2016年11月にMMAデビュー後は、DEEPJEWELS、RIZINの女子重量級戦線で活躍。デビューから7連勝を飾ったが、前戦では6月に東陽子と激闘の末に敗れた。MMA戦績は12勝4敗。SBのリングには、2018年8月の『GirlsS-cup』に参戦したことがあり、韓国のキム・ヨンギを相手にシュートボクシングルールでバチバチの殴り合いを見せて判定勝ちしている。また、キックボクシングルールでも熊谷麻理奈と1勝1敗。
未奈は女子大生ファイターとして2010年10月にプロデビュー。“東北の剛腕美女”の異名を持ち、女子離れしたパンチ力で連続KOを飾ったとともにその端正なルックスでも注目され、雑誌グラビアを飾ったこともある。2011年8月からはSBを主戦場とし、対戦相手を“フルボッコ”にするスタイルで現在6連勝中、戦績は15勝(5KO)8敗。昨年11月のSB日本女子ライト級初代王者決定戦でホーストカップ王者・溝口孝湖に圧勝し、悲願であったSB王座に就いた。今回が王者としての初戦となる。
これまで杉山しずか、藤野恵実など国内MMAトップファイターとSBルールで戦って勝利を収めているほか、2018年の『GirlsS-cup』ではペットローイエットとMMAルールの試合を行って初回TKO勝ちを収めている。
注目度の高い試合となるであろうこの一戦、未奈がKINGレイナをフルボッコにするのか、それともKINGレイナがパワーで剛腕をねじ伏せるのか。
なお、これまでの大会と同じく、会場に来られないファンのために今大会の模様を「ローチケLIVE STREAMING」にて有料配信することが決定した。