石井一成、大崎孔稀から勝利を奪っているキックボクシング2冠王の政所 (C)RISE
2021年7月18日(日)エディオンアリーナ大阪・第一競技場『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2021 OSAKA』で開幕する「DEAD OR ALIVE -53kg トーナメント」。その一回戦で初代RISEスーパーフライ級王者・田丸辰(TRY HARD GYM)と対戦するWBKF世界スーパーフライ級&J-NETWORKフライ級王者・政所仁(魁塾)の公開練習が7月5日(月)大阪の所属ジムにて行われた。
公開練習ではシャドーのあと林塾長が持つミットにパンチを中心に様々なコンビネーションを披露した。以下、政所との一問一答。
準優勝では意味がない。このメンバーの中で圧倒的に勝つ
――今回のトーナメントに向けて所属する魁塾以外でも練習をされていますか?
「出稽古は行かせてもらっています。土曜日だったらチーム吉鷹の練習会でスパーリングに参加させてもらったりとか。後は出稽古に来てもらったりしてますね」
――チーム吉鷹の練習会は関西の名だたる選手が集まると思いますが。
「今回RISEに上がる川上叶くんとか(西岡)蓮太とかもそうですし、総合の選手とかも集まっているので状況や変化に対応できるようにやった方が良いかなと」
――魁塾の大先輩である長島☆自演乙☆雄一郎さんの所にも出稽古に行ったそうですね。
「技の伝授をしてもらいました。必殺技は内緒なんですけど、それが当たれば倒れると思います」
――その必殺技は二人で考えてですか?
「二人で話してやっていたら、これがあるよと教えてくれました」
――今回その技が出るという可能性は高いですか?
「そうですね高いですね。練習でも勝手にその技が出るようになっているので楽しみにしてもらえたら」
――今の公開練習でも動きにキレがみえましたがご自身はいかがでしょうか?
「昨日、日曜日で身体休めて、54kgのトーナメントを見て刺激を受けて、それで今日体を動かしたら結構動けてたので試合当日はもっとヤバいかなと思います」
――開幕戦の田丸選手のイメージは定まってますか?
「一回戦っているというのもあるのでイメージは定まってます。やることが噛み合えば1Rで終わると思いますし、3Rでも圧倒的に勝ちます」
――このトーナメントは選手は気になりますか?
「一キックファンとすれば客席で見たい感じです、全部楽しみな試合だと思います」
――今回同じ大会に出る政所一族の百花選手とはどういう事を話してたりしますか?
「そうですね、結構あります。こうした方が良いとかは話し合ってます」
――最近、百花選手に言われて胸に響いたことはありますか?
「いえ特にないですね(笑) よく会話をするのであんまり覚えてないのはあるんですけど」
――ボクシングの方でも成績を残してる馬場(龍成)選手とは?
「龍成もプロデビューするみたいなので、そこにも刺激をもらって頑張っています」
「ミット打ちの感触だったり、拳の感触だったりは変わってきて倒し方が分かったのかなっていうのは自分で思いますね」
――それはタイミングだったりパワーだったりすると思いますか?
「パワーっていうのもありますし、当て方だったりとか細かい練習をしていますね。それが繋がってきたのかなと思います」
――以前田丸選手とやって判定負けをしていますが、あの頃の自分とは違う選手になっているというイメージですか?
「全く変わってると思います。戦い方も僕は試合によって色々変えれるので中々つかめないと思います」
――田丸選手の警戒してる部分はありますか?
「スピードが速いのとステップをよく使う所、それに対応するのかなっていうとこですね。長い間試合をしてないと思うのでそれがどういう風に変わっているかなと」
――このトーナメントは自分にとってどういうものになりますか?
「今まで僕がやってきたキャリアの中で一番大きなトーナメントで、ここで優勝するかしないかとで変わってきます。準優勝では意味がないので、このメンバーの中で圧倒的に勝つことですね」
「特に考えていませんが、優勝することによって勝手に未来が開けてくると思います。なのでこのトーナメントに懸けています」
――RISEファンの皆様にメッセージをお願いします。
「僕は初めてWORLD SERIES出場となるんですが、めちゃめちゃ気合い入ってますしRISEを引っ張っていかなきゃいけないっていう気持ちは誰よりもあると思うので、気持ちの面も見て楽しんでいただければと思います」