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2021年7月4日(日)、朝倉未来(トライフォース赤坂)がスペシャルアドバイザーを務める試合時間1分の総合格闘技大会『BREAKING DOWN』が、トライフォース赤坂にて開催される。
その、第19試合に「ヘビー級スペシャルワンマッチ -120kg」として、シバターの参戦が決定。“システマ芸人”みなみかわと対戦することを朝倉未来がSNSで発表した。
朝倉未来から、第1回大会でのコラボを呼び掛けられていたシバターだが、会見での模擬試合を見た後、自身のYouTubeで「“コレじゃない感”がすごかった」として、「俺の好きな格闘技じゃないと思った。素人の町の喧嘩を金網の上でやらせた感じ。それを未来君はやりたいんだろうけど、俺は少しも面白いと思わなかった。俺は出たくないな」と、苦言を呈してた。
その理由を「危険な見世物をしている。最低限、格闘技の試合に出ていいレベルの人を上げるべきだと思うし、第0大会のエキシビション3組は上がる資格が無かった」と語り、厳しい評価を下している。一方で、「期待してたのは、ほんとうの格闘技のプロを上げて、普段5分3Rや3分3Rで戦っている選手が、1分1Rでどう立ち回るのかは実験的に見たかった」としていた。
そんな中での、シバターの『BREAKING DOWN』電撃参戦。
対戦相手は「ロシアの軍隊格闘術システマを操る」というお笑い芸人・みなみかわと発表されている。
システマは“痛みをコントロールする”実戦格闘術として知られている。恐怖を感じたときにかかる「テンション」を上げないように、『呼吸』『リラクゼーション』『姿勢』『動き続けること』を応用し、相手の攻撃に対処。痛みを分散させるのだという。
みなみかわは、システマ東京代表の北川貴英氏を師匠に持ち、事後承諾で『ウチのガヤがすみません!』等に出演。相手の攻撃を受けながらも特別な呼吸法により「全然痛くないです」の言葉で人気を博している。
「プロが1分1Rでどう立ち回るか」と語っていたシバターにとって、公には2020年大晦日にミックスルールで戦ったHIROYA戦以来の試合、YouTubeでは2021年2月の堀口恭司戦以来の戦いを、いかに戦うか。
対するみなみかわは、システマの4原則を駆使して、シバターの攻撃を凌ぎきるか。
『BREAKING DOWN』はフルサイズの金網オクタゴンを使用した寝技ありの総合格闘技ルールで、試合時間は1分。スペシャルマッチ以外は、プロ戦3試合以下のアマチュア選手が参加可能で、時間内に決着がつかない場合は3人のジャッジにより旗判定で勝敗が決まる(2本以上で勝利)。
また、同大会の対戦カードも下記の通り発表。
2015年2月の「Krush.51」で武尊と対戦し、判定3-0で敗れている大滝裕太が参戦。2006年欧州柔術選手権アダルト茶帯レーヴィ級優勝の渡辺直由らの名前がラインナップされるなど、プロアマで興味深い選手の参加も発表されている。また、朝倉未来チームの佐々木大の欠場により、対戦相手を募集中の菊野克紀が、誰と戦うのかも注目される。
大会の模様は「ABEMA PPV ONLINE LIVE」にて、14時30分より、全試合・完全生中継される。対戦カードは以下の通り。
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— 朝倉未来 Mikuru Asakura (@MikuruAsakura) June 29, 2021