2021年6月27日(日)13時30分から、丸善インテックアリーナ大阪にて開催される『Yogibo presents RIZIN.29』のバンタム級トーナメント1回戦(5分3R)で、瀧澤謙太(フリー)が今成正和(今成柔術)と対戦する。
2020年9月にRIZINに初参戦し、今回のGPにも出場する金太郎に判定勝利した瀧澤だが、続く11月の「RIZIN.25」で扇久保博正に判定負け。大晦日には佐々木憂流迦にも判定負けし、2連敗となっている。
今回のGP抽選会で“ジョーカー”今成から指名された瀧澤は、計量前日のインタビューで、足関節対策が万全であることを語ると、「触れば倒す」と、一撃必倒を誓った。
今成選手は足関、今成ロールだけじゃなくて、組んだら全体的に凄い
──試合を直前に控えた心境はいかがでしょうか。
「やれることは、もうやりつくしたんで、あとはなるようになるかなと思って、全力を尽くすだけです」
──会見をスーツ姿で臨んだのは?
「移動で服をたくさん持っていくのが面倒なのでスーツで来ちゃいました」
──対戦相手の今成正和選手の印象を教えてください。
「足関(節)と下からのオモプラッタとか、腕狙ってきたりとか、寝技の選手だなと思ってます」
──東京ドームで行われたGP1回戦の勝ち上がり(朝倉海、井上直樹、扇久保博正、元谷友貴)をどう感じましたか。
「だいたいは僕の予想通りでしたね」
──想定している試合展開は?
「何もさせずに勝つか、何もせずに負けるかどっちかだと思ってます」
──今成選手のコンバット柔術スタイルでの公開練習は見ましたか。
「見ました」
──「殴って勝つ」と言っていました。
「まあ、そうなったら、触れば倒すんで、問題ないです」
──瀧澤選手が練習している岩本健汰選手は、今成選手にグラップリングで勝利しています。直に今成選手と肌を合わせた岩本選手から具体的な対策を得ていますか。
「そうですね。毎週やってきました、一週も欠かさずにやってきました」
──その上で、あらためて今成選手の凄さとは?
「足関ですよね、“今成ロール”だけじゃなくて、詰めて(関節を)取ってきたりもするので、足関、今成ロールだけの凄さだけじゃなくて、組んだら全体的に凄いのかなと思いますね」
──公開練習のライブ配信をかなりチェックしているようですね。
「ほとんど全部、多分見たんですかね。配信的に気になった選手? いるかなー、バンタム級じゃなくて川名“TENCHO”じゃないかな(笑)」