2019年5月6日(月・祝)東京・後楽園ホールで開催される『プロフェッショナル修斗公式戦 SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 30周年記念大会 Supported by ONE Championship』の前日計量が、5日(日)都内にて13:00より行われた。今大会は昼・夜の2部制で行われる。 第2部の第4試合フェザー級で対戦する、宇野薫(日本/UNO DOJO)は65.7kg、デュアン・ヴァン・ヘルフォート(オランダ/グレイシーバッハ・ネーデルランド)は65.5kgで計量をパス。
2017年4月以来のMMAでの試合となる宇野は「明日はとにかくいいパフォーマンスをして、いい試合をして宇野薫らしい修斗を見せられると思うのでよろしくお願いします」とコメントした。
“レジェンド”宇野薫と対戦するヘルフォートは格闘王国・オランダから参戦となる。10年を越える豊富なキャリアを持つヘルフォートは得意の寝技で勝ち星を重ねており、その全てが一本かKOによるものとフィニッシュ力の高さが不気味だ。ONE Championshipに参戦中のアンソニー・アンゲレンに2018年3月のWLFでリアネイキドチョークで一本勝ちするなど17勝8敗のうち4KO、13の一本勝ちを誇る。クラシカルなブラジリアンスタイルを基にし、現代に適したスタイルへと進化させている。
一方の宇野も総合格闘技の歴史と共に歩み、近年は柔術への取り組みが目立つ。グレイシーバッハの柔術ベースのヘルフォートとどんな試合を見せるか。宇野の名前を一気に世間に知らしめた修斗10周年記念大会から20年。歩みを止めない宇野が30周年記念大会のケージに足を踏み入れる。
同じく第2部の第5試合フェザー級で対戦する、斎藤裕(日本/同級世界王者/パラエストラ小岩)は65.7kg、アギー・サルダリ(オランダ/スポーツヴィジョン)は65.8kgで計量をパス。
斎藤は「完璧に仕上げてきたので100%の自分を出して必ず勝ちます」と必勝宣言した。
世界フェザー級王者・斎藤裕が対戦するアギー・サルダリはインド系オランダ人で、オランダ国内を中心にヨーロッパ諸国でキャリアを積む25歳。長い手足を持ち、どんな間合いからでも思い切り打ち込んでくる打撃は脅威。それでいて寝技でも一本を極められるグラウンドスキルも持つサルダリ。初来日でいきなり世界王者との対戦というビッグチャンスに挑む。
なお、この2試合は日本vsオランダの対抗戦として行われる。