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レポート

【Bellator】朝倉未来に敗れたマカパが再起戦でスプリット判定負け

2021/06/26 11:06
 2021年6月25日(日本時間26日)、米国コネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナにて「Bellator 261: Johnson vs. Moldavsky」が開催された。  プレリミナリーファイトのメインでは、2019年12月の「RIZIN.20」で朝倉未来に敗れたジョン・テイシェイラ・マカパ(ブラジル)が再起戦。ジョン・デジスウス(米国)と対戦した。  KOTC等を経て、2020年8月にBellator入りしたデジスウスは、REALフェザー級王者のウラディスラフ・パルブチェンコ(ウクライナ)を相手に左跳びヒザを決めるなど判定勝ちでサークルケージデビューを飾るも、2020年11月の2戦目で“超新星”アーロン・ピコにTKO負け。マカパ同様に今回が再起戦となる。 ▼フェザー級 5分3R〇ジョン・デジスウス(米国)[判定2-1] ※29-28×2, 28-29×ジョン・テイシェイラ・マカパ(ブラジル)  1R、オーソドックス構えのマカパに対し、デジスウスはサウスポー構え。右ロー、右ハイも打ちながら圧力をかけるマカパにデジスウスも右ロー、左ハイを返す。前手の左フックを振るマカパに左回りでかわすデジスウス。  残り1分40秒ほどで上下のレベルチェンジから低いダブルレッグに入るマカパだが、両足を後方に飛ばしスプロールするデジスウス。しかし、マカパはリズムよく前足へのロー。ワンツー。さらに残り20秒でダブルレッグテイクダウンを決める。デジスウスが立ち上がりゴング。マカパのラウンドに。  2R、先に左ローを当てるデジスウス。その蹴り返しのマカパの右ローがローブローとなり中断。再開。マカパの入りに朝倉未来同様に左のテンカオを決めるデジスウス!  さらに左の前蹴りをボディにヒット。マカパも右の蹴りを返すが、そこにデジスウスの左を被弾する。テイクダウンのフェイントを見せるマカパはワンツーの右をヒット。さらに左三日月蹴りも。しかしデジスウスも左ハイを首筋に当て、スーパーマンパンチをヒット!  外足を取って右に回るデジスウス。しかし追うマカパはシングルレッグテイクダウン! デジスウスもケーを背に立ち上がると離れて跳びヒザ! 右のサイドキックで突き放す。力一杯左右を打ち込むマカパ。ブロッキングするデジスウスは左テンカオ! さらに跳びヒザでマカパを押し返す。クロスファイトも有効打はデジスウスか。  3R、距離を掴み左の蹴りを当てるデジスウス。マカパの組みを体を入れ替えて押し込む。左ミドルも当てるデジスウスにマカパは横殴りの右フックでバランスを崩させる。右ボディストレートも当てるマカパ。デジスウス左のヒザ蹴りを突き離れる。デジスウスの右ジャブで頭が上がるマカパ。左右のローを前足に当てて前に出るが、前後左右にかわすデジスウス。  互いに右ハイ後、右ジャブを突くデジスウスはノーモーションの左も。追うマカパは右ミドルも浅い。左ハイをガード上に突くデジスウス。さらに左の蹴りもそこにマカパは右から左の逆ワンツー! アゴが一瞬上がるデジスウス。詰めるマカパは右を振るがゴング。  接戦となった判定はスプリットに割れ、29-28×2, 28-29でジョン・デジスウスが勝利。Bellator2勝目を挙げたデジスウスは、フェザー級3位のアダム・ボリッチとの対戦を希望した。
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