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【K-1】2戦2勝でK-1本戦初出場を果たすホープ寺田匠「同じKOでもレベルの差を見せつけるKO勝ちをしたい」

2021/06/22 18:06
 2021年7月17日(土)福岡国際センター『ECO信頼サービス株式会社PRESENTS K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~ライト級タイトルマッチ』にて、スーパーファイトのフェザー級3分3R延長1Rで高橋直輝(若獅子会館)と対戦する寺田匠(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)のインタビューが、主催者を通じて届いた。  公開練習のミット打ちで鋭いキックやパンチを披露した寺田は現在20歳。実家が格闘技道場を営み、幼少期から様々な格闘技を学んできた。地元・九州のアマチュア大会でキャリアを積み、ABEMAの番組企画『格闘代理戦争 K-1 FINAL WAR』にTEAM武尊の一員として出場。それを機に上京を決意。2020年4月のKHAOSでプロデビューし、今回の試合がプロ3戦目という新鋭だ。11月のK-1福岡大会ではプレリミナリーファイトとはいえ、早くもK-1の舞台を踏んだ。戦績は2戦して2勝。今回はK-1スーパーファイト初登場となる。 「まだプロ3戦目ですし、普通だったらK-1のスーパーファイトには選ばれないと思うのでKRESTの渡辺代表には感謝しています」と謙虚な態度を見せた寺田。しかし、自分の実力には自信を持っており、対戦相手の高橋に関しても、「同じフェザー級だったので知ってはいたんですけど、そんなに強い印象はなかったです。対戦相手の名前を聞かされた時も別にパッとはしなかったですね」と素っ気ないもの。「圧倒的に俺のほうが強いと思っているんで、自分とはレベルが違いますね」と豪語している。  これまでの2戦はプロデビューしたばかりで減量を含めたコンディションの調整もままならなかった。それでも勝てたという事実が寺田の自信の源。「プロ3戦目で減量のやり方も覚えてきたし、前回より仕上がってますね」と、コンディションの調整を前回よりもうまく進められていることも自信につながっているようだ。  そもそも寺田はカード発表記者会見でも、「最速でチャンピオンになる」と宣言したビッグマウス。「たまたま入ったパンチでKOすることってあるじゃないですか? そうじゃなくて同じKOでもレベルの差を見せつけるKO勝ちをしたい」と、今回の高橋との試合もチャンピオンになるためのステップとしか考えてないようだ。 「次でKOして、少しでもアピールして、名前のある選手とやって、うまくいけばその流れでタイトルマッチと思っています」と、視野に入れているのはK-1でチャンピオンになることのみ。「キャリアがないので、K-1では2年ぐらいはかかるんじゃないかと思う」と語ったが、裏を返せば2年でチャンピオンになれるという自信があるからこそ出る言葉だ。  また、寺田は九州の宮崎県出身。地元・九州での試合ということで、「東京で試合するよりも応援団がたくさん来てくれるので負けられないですね」と、さらに気合いが入っている様子。「試合までちょうど1カ月なので、最高の体に仕上げて、最高のパフォーマンスを見せます」と、最後まで自信たっぷりに勝利を約束した。
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