MMA
インタビュー

【RIZIN】今成正和、瀧澤謙太戦に向け「殴って倒します!」=6月27日(日)大阪

2021/06/21 12:06
「RIZIN.29」大阪大会(6月27日・丸善インテックアリーナ大阪)でバンタム級トーナメントに出場し、瀧澤謙太(フリー)と対戦する今成正和(今成柔術)が19日、オンラインで練習を公開した。 まだ若い人に触れる機会が訪れるのは嬉しい ──今日のスパーはグラウンドで掌底ありのグラップリング、いわゆる「コンバット柔術」スタイルでしたが、普段から打撃ありでグラップリングの練習をやっているのですか。 「たまたまです」 ──パウンドを意識してグラップリングの練習をしているということでしょうか。 「そうですね。休憩している場所が違うので」 ──RIZINバンタム級グランプリのトーナメント1回戦の相手・瀧澤謙太選手の印象は? 「凄いアグレッシブで、乱暴なんで怖いなって思います」 ──瀧澤選手は公開練習でイマナリロールを披露していましたが、それについてどう思いましたか? 「上手でした」 ──今回の試合に向け、瀧澤選手の動きを想定しての練習か、いつもの動きの精度を高める練習のどちらが多いでしょうか。 「相手を想定した練習はいっぱいしました」 ──「想定した練習」のなかには、スパーリングのパートナーにストライカーも加わったりしたのでしょうか。 「そうですね。強いストライカーで、同じくらいの身長のストライカーの方とかです」 ──今回の試合は典型的なストライカーとグラップラーの対戦と言われますが、寝技師として、どうやって瀧澤選手にアプローチしますか。 「殴って倒します!」 ──実際、今成選手は組みの前に蹴りなど打撃にも定評がありますが、殴る、と? 「そうです」 ──殴れば触ることも出来るということですか。 「全然、触んなくても、殴ります」 ──対戦相手の瀧澤選手とは20歳の年齢差(今成45歳、瀧澤26歳)がありますが、このような齢の差の相手との対戦は慣れていますか。 「特別な思いはありますせん。いつも通りです。だいたい若いので、年上との対戦は滅多に無いですし(苦笑)」 ──若い選手と戦うことは喜びでしょうか。 「喜びですね。長くやっていて、まだそういう人に触れる機会が訪れるのは嬉しいです」 ──トップ戦線に出続けるために、体調面や食事面などで、特にやっていることもありますか。 「美味しいものを食べることです。美味しいもの? 羊。ラム、マトンとかですね」 ──羊は、滋養がつくと。 「いや、美味しいから(笑)。美味しいものを食べたらテンションが上がるので。食べ方? 焼くだけです!」 ──ところで、MMAでグラップリングを駆使する選手には、今成選手同様に足関節を得意とするゲイリー・トノンがいますが、今成選手は「エディ・カミングスが好き」だと。ともに練習してこともあると思いますが、その理由を教えていただけますか。 「刺激になることがいっぱいあります。めちゃくちゃ強いんで。トノンは大きさが小さくないですが、カミングスはそんなに自分とすごい離れた大きさじゃないけど、それでああいう強さが出せるのはすごいです」 ──「今成柔術」出身の生徒が増えてきました。今回MMAのグランプリに出ることで、どんな姿を見せたいですか。 「本気を出しているところですかね」 ──今回のトーナメント参戦に関して、今成選手は最初の一戦に賭けていますか? それともトーナメントの中で大きな目標を見据えていますか。 「一つひとつ、次の瀧澤選手との試合に集中、他は考えてないです」 ──東京ドーム大会でのバンタム級の試合、その他の試合で印象に残った試合はありましたか? 「朝倉(海)さんと井上(直樹)さんの試合ですね」 ──肌を合わせてみたいと思いますか? 「そうですね」 ──グラップラーであるクレベル選手やサトシ選手などのボンサイ柔術勢の活躍はどのように感じましたか。 「普通に嬉しかったですね」 ──これから格闘技を始めたい方に、何から始めればいいかアドバイスはありますか。 「まず今成柔術に入って下さい! 長く続ける秘策? 好きだということですね。それだけです。そして、今回の試合を是非、見て下さい。お願いします」
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント