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【DEEP】住村は2Rアクシデント判定勝利、東陽子がKINGレイナとの激闘制す、伊藤裕樹が逆転勝利、「朝倉未来1年チャレンジ」ヒロヤ&西谷が敗れる

2021/06/20 16:06
6月20日(日)skyticket Presents DEEP 101 IMPACT ~20th Anniversary東京・ニューピアホール PPV LIVE配信▼第8試合 DEEPウェルター 5分3R〇住村竜市朗(TEAM ONE)[2R 0分40秒 判定2-0] ※20-19×2, 19-19×米田奈央(フリー)※アクシデントのローブローによる2R途中までの判定  1R、サウスポー構えの米田に住村は右前蹴り、ミドルハイ。米田はオーソドックス構えの住村の右の蹴りを2度掴みテイクダウンするが、金網ですぐに立ち、体を入れ替える住村はヒザ蹴りを突く。  2R、圧力をかける米田の左前蹴り、左フックに住村は右ローもローブローに。米田が倒れ、ドクターチェック。5分のインターバル中に「気持ち悪い」という米田は続行不可能。  2R 40秒までの判定には、20-19×2, 19-19(※テクニカル判定はマスト無し)の2-0で住村が勝利のコールがされた。 [nextpage] ▼第7試合 DEEPJEWELS 64kg以下 5分3R ×KINGレイナ(フリー)[判定0-3] ※28-29×3〇東 陽子(リバーサルジム新宿Me,We)  セミファイナルに出場のKINGレイナは、2020年9月20日の前戦「DEEP 97 IMPACT」で熊谷麻理奈(WSRフェアテックス札幌)と63kg以下契約のキックボクシングルールで再戦。  8月の熊谷との初戦で物議をかもす判定勝ちの不満を払しょくするような完勝を目指したが、前日計量でレイナが初回計量1.9kgオーバー、さらに3時間以内の再計量で1.5kgオーバーと大幅な体重超過。レイナに減点2とイエローカード2枚提示で試合は行われ、熊谷が勝利した場合のみ公式記録に残り、KINGレイナが勝ってもノーコンテストとなることが発表されていた。試合はKINGレイナが判定負け。  試合後、DEEPの佐伯繁代表は、レイナについて、「最低半年間は試合をさせない。もう(DEEPでは体重超過が)2回目でしかるべき処置をしないといけない」と、今後のレイナの起用について再考することを語っていた。   そして臨んだ今回の試合、9カ月ぶりのマット、総合格闘技では1年4カ月ぶりの試合に向け、KINGレイナは無事に計量をパスしてきた。  今回対戦する東は、KINGレイナ同様に柔道出身ファイター。これまでPANCRASEを主戦場としてきた。柔道で2002年全国高等学校選手権優勝、2003年フランスジュニア国際大会3位などの実績を持ち、MMAでは4勝2敗。2019年10月の「PANCRASE 309」でブラジルのタチアネ・フォンテスと対戦し、得意の払い腰でフォンテスを投げるもスイープされ、スプリット判定で惜敗。2020年3月大会でブラジルのタイナー・ラモニエとの試合が決定していたが、コロナ禍で大会が中止に。2020年最初の試合が12月の年内最終大会となり、東は直DATE(Team DATE)を判定で下し、5勝2敗としている。  ともに柔道出身ながら、柔道の実績では東が上。しかしMMA12勝3敗の戦績と打撃の経験は、KINGレイナが優っている。PANCRASEからDEEPに参戦する東が、新天地で勝利を掴むか、KINGレイナが再起を果たすか。  1R、東はPANCRASEのバックプリントラッシュガードで入場。KINGレイナは巨大キャンディを杖がわりに王冠をかぶり入場。ジャブの刺し合いから右ボディを当てる東。KINGレイナは右カーフキック、そこに東は右のカウンター狙い。KINGレイナはさらに右をスイングさせ、東を終盤後退させる。  2R、ジャブを刺す東。KINGレイナの入りに右も当てるがその指がKINGレイナの目に入り中断。KINGレイナの右ローに東は腿を腫らせるがカウンターの左ジャブを的確に当て、KINGレイナの蹴り足を掴んでテイクダウン。立ち際にパンチをまとめる。  3R、ジャブの刺し合いで勝る東はKINGレイナの蹴り足を掴んでテイクダウン! 立ち上がるKINGレイナの組みも断ち切りワンツー。しかしKINGレイナも左ストレートをヒット! しかし手数を止めない東のパンチにKINGレイナは口から出血が多くなる。しかし、KINGレイナーも表情を変えずにパンチを振るう。最後に東は右フックを顔面に打ち込んで前へ。  判定は3者29-28で東が勝利。激闘に勝利した東は、息子とともにケージに上がり、「DEEP関係者の皆さん試合を組んでいただき、ありがとうございました。PANCRASEの坂本(靖・統括本部長)さんも快く送り出してくれてありがとうございます。大きな口を叩いて負けたらどうしよう、チャンスを今度こそモノにしたいと思ってきました。私はシングルマザーで息子と2人で大きなRIZINや海外を目指して頑張っています。応援のおかげで毎日練習や子育てに頑張れます。最後にKINGレイナ選手、体重落としてきてくれてありがとうございました」と語り、最後にマットに両手を着いて挨拶し、DEEPケージを降りた。  また、試合後の会見で東は「KINGレイナ選手、思ったより強かったです。でも今日、(練習仲間の)村田夏南子選手がドクターに止められるまで戦っていた姿を見て、自分もと奮い立たせ、子供の『頑張れ』という声がすごく近くで聞こえていて、ここでいかなきゃ終わりだな、このままじゃ美味しい肉を食べさせられないと思って頑張りました。  チームでは、KING選手との試合が決まってから3Rまでやって勝とうと言って練習してきて、それがしっかり試合で出たと思います。セコンドも戻るたびに『いいよ』と言ってくれて。(判定は)押されたなと思いました。壁レスとかもやってきたことが出せました。正直3Rとも押されたなと思いましたが(勝因は)3Rにジャブが当たったのが良かったんだと思います。坂本(靖統括本部長)さんが気持ちよく送り出してくれたので、勝ちを持ち帰らないといけないと思いました。PANCRASEでデビューして、今までずっとPANCRASEで戦ってきました。これに負けたらPANCRASEに帰れない、と。誰も思っていないかもしれないけど勝手にそう思ってました」と勝因を語った。  また、KINGレイナが出血しながらも表情を変えずに前に出てきたことについて、「試合中にそんなこと思ってはいけないですけど、怖くて」と吐露。それでも「血が出ていたので、そこしかチャンスは無いと思ってジャブを突きました。今後については代表と話し合って戦っていきたいと思います。息子にいい肉を食べさせてやりたいと思います」と、ママを待つ子供に笑顔で語った。 [nextpage] ▼第6試合 DEEPフライ級 5分3R×安谷屋智弘(フリー)[2R 4分51秒 リアネイキドチョーク]〇伊藤裕樹(ネックスイチムエ)  1R、ダブルレッグテイクダウン奪う安谷屋は伊藤の立ち際に片足をかけて引き込みシングルバック。立ち上がる伊藤。2R、ボディロック&小外がけテイクダウンは安谷屋! 背中見せて立つ伊藤のバックを奪うが、正対した伊藤が逆にバックを奪い、逆転のリアネイキドチョーク! 2R残り9秒でタップを奪った。  試合後、伊藤はマット上に正座し、「12月のDEEPで負けてからもう一回格闘技に向き合いたいと思いやってきました。またこのDEEPに帰ってこれて嬉しいです。年内にタイトルマッチにたどり着けるように頑張りますので応援、よろしくお願いします」と語った。 [nextpage] ▼第5試合 DEEPバンタム級 5分2R〇石司晃一(フリー)[判定2-1] ※19-18×2, 18-19×CORO(K-Clann)  1R、互いにオーソドックス構えから、スイッチする石司に、COROは左ジャブ、右カーフキック、右三日月蹴りを打つ。テイクダウン狙う石司に立つCORO。  2R、左ジャブを突くCORO。詰める石司は金網際でバックテイク狙いからCOROをまたいでマウント、バック奪うも、COROは足を組んだ側に身体を傾けて正対。スイープする。蹴り上げから立つ石司。石司のバッティングにより、COROが中断。イエローカードが石司に出される。再開。石司がダブルレッグからサバ折テイクダウン。立つCOROは背後の石司の腕を巻き込んで上になるもゴング。  接戦の判定はスプリットに割れ、石塚が勝利した。 [nextpage] ▼第4試合 DEEP 59kg以下 5分2R×ヒロヤ(トライフォース赤坂)[判定0-3] ※18-20, 19-19×2マスト判定・関原〇関原 翔(K-PLACE)  1R、ともにオーソドックス構え。左インローから入る関原。右の高いサイドキックでも牽制。ジャブを振り、ヒロヤの入りに頭を下げての右ストレートをヒット。尻餅をついてダウンするヒロヤはすぐに立ち上がるが、さらに左フックを当てる関原。組むヒロヤに左で差して、ヒロヤの投げを潰すと押し込み頭をアゴ下に付けて右ヒザ、右のショートを突く。  右で差しかえ際に体を入れ替えたヒロヤはシングルレッグからテイクダウンを試みるが、尻を着いてすぐに立ち上がる関原の頭が下がったところにヒロヤは首相撲ヒザを2発突いて、関原をはがす。  左右フックで前に出るヒロヤ。さばく関原は右カーフキック、さらに左ボディを打って右に抜ける。前足に左インローも突く関原。ヒロヤの右ローの空振りに詰めて左右を顔面に細かく打ち込む。関原の詰めに真っ直ぐ下がるヒロヤだが、金網に詰まりカウンターのギロチンチョーク。クローズドガードの中に入れて絞めて引き込むが、これはすぐに関原が首を抜いて上のままゴング。  2R、跳びヒザで前に出るヒロヤは右左を打ち込む。突き放す関原は右ロー。そこにヒロヤはカウンターの右を狙う。右を突きながらニータップでヒザを触りながら詰めるヒロヤ。出入りで近づいては左ヒザを突く関原は際の打撃に長けている。左ジャブの関原に右カーフを当てるヒロヤ。詰めるがそこに関原は再びニータップ。ここは切るヒロヤ。しかし、関原は右カーフキック! ヒロヤは足を流す。  左ストレートを伸ばして左右のハンドスピードはヒロヤ。しかし、打ち合いの最後の右は関原が当てる。ヒロヤの詰めに左のダブルも当てる。ヒロヤは打撃のフェイントからレベルチェンジし、ダブルレッグテイクダウン。ケージ中央で尻を着かせるが、上体は立てたままの関原はすぐに這って金網まで移動。左手を伸ばして肩を押し込み背中を着かせるヒロヤはマウント。しかし金網際まで這っていた関原は、すぐに左で差してケージを蹴って立ち上がりに成功。  スタンドで左ハイを打ち込むヒロヤ。ブロックする関原、ヒロヤは右アッパーもグローブに当たる。ジャブ&ローの打ち合いから左ジャブを当てる関原。アゴを引いて受けるヒロヤは頭を下げてkら大きな右アッパーも空振り。左右もサークリングでかわされる。残り30秒で自らダブルレッグに入るヒロヤはテイクダウンを奪うが、抑え込むことは出来ない。金網使い立つ関原になおも尻下でクラッチしてテイクダウンを奪うヒロヤだが、上体を立ててすぐに金網まで這う関原は、その立ち際にバックを狙うヒロヤを右手を差して阻止して立ち上がり、首も取られず体を入れ替えると左で差して、逆にバックに回り、背後から足を払って引き込み。ヒロヤが正対を狙ったところでゴングが鳴った。   判定は3-0(マスト判定2者)でダウンを奪い、ジャブ&ローを当てた関原が勝利した。 [nextpage] ▼第3試合 DEEPフェザー級 5分2R×西谷大成(トライフォース赤坂)[1R 3分09秒 TKO] ※パウンド〇山本歩夢(パラエストラ柏)  1R、 サウスポー構えの山本に、オーソドックス構えの西谷は右インローから。同じく左インローを打つ山本に、圧力をかける西谷は右ヒザをヒット。山本の左の飛び込みをかわす。  山本の左の蹴りをさばいて組む西谷は左で差して押し込み、後方にテイクダウン。ガードの中に入れる山本は、下から西谷の右手首を掴んで三角絞め狙いから、内側に右手を押し込んで支点を無くすと、ケージを蹴って歩いてスイープ。パスを狙うが、ハーフから脇を差した西谷は上体を立ててパウンドを打とうとする山本とのスペースで立ち上がることに成功。  しかし、その直後にダブルレッグテイクダウンを決めた山本。背中をマットに着かされた西谷は、右手をオーバーフックの小手に巻くが、腕を抜いた山本が中腰から強い右のパウンド! これをもらった西谷が横を向き亀になったところに山本はパウンドのラッシュでレフェリーを呼び込んだ。  ケージの中で山本は「1分くらいで勝てると思っていましたが、前々日くらいに怪我をしてそれでも勝てると思って臨みました。総合始めて1年でRIZINに出られたら」と語った。 [nextpage] 【試合中止】 ▼第2試合 DEEPフェザー級 5分2R×畠山祐輔(トライフォース赤坂) [不戦勝]〇佐藤拳駿(K-Clann)65.15kgで計量をパス※減量中に畠山が緊急搬送 佐藤「2試合連続での中止です。自分の試合が無くなるのは、その分強くなるのでいいのですが、都合をつけて来てくださったお客さんに申し訳ないです。フェザーで世界を獲るように覚悟を決めいるので応援、よろしくお願いします」 ▼第1試合 DEEPフライ級 5分2R〇鶴屋 怜(パラエストラ柏)[不戦勝]×岡崎鷹士郎(フリー)※岡崎が計量前に約5kgオーバーを申告 鶴屋「次の試合に向けて強くなるので楽しみにしていてください」
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