海人vs小金、笠原vs古村、村田vsモハンと今回もシュートボクサーたちが他団体強豪を迎え撃つ (C)シュートボクシング協会
2021年6月20日(日)東京・後楽園ホール『SHOOT BOXING 2021 act.3』の前日計量が19日(土)都内にて17:00より行われた。
メインイベント(71.0kg契約)で対戦するS-cup2018世界王者・海人(TEAM F.O.D)は70.75kg、第3代ZSTライト級王者・小金翔(フリー)は71.0kgで計量をパス。
前回4月大会ではBigbangウェルター級王者モハン・ドラゴンを下し、現在5連勝中の海人は「明日はいつも通り、シュートボクサーの僕がしっかりメインを締めて終わらせます。必ず倒します」と力強く宣言。
小金の印象を聞かれると「特にない」といい「相手はMMAの選手なので、立ち技は僕が当たり前のように圧倒します。僕がやっているのはシュートボクシングなので、投げ技も絞め技もありなのでそこでも負けません。全ての面で圧倒します」と圧勝を力強く宣言。
先週から始めたYouTube活動にも触れ「全然、登録者数が伸びないので、明日インパクトを残して登録者も増やし、しっかりYouTubeも盛り上がっていきたい」とした。
一方、今回SB初参戦となる小金は「SBに呼んでいただき大変光栄に思います。MMAの技術を活かして勝ちたいと思います。SBルールでも使えるものは使っていきたい」とSB対応にも自信を見せた。
そしてセミファイナル(62.5kg)で対戦するSB日本スーパーフェザー級王者・笠原弘希(シーザージム)は62.5kg、古村匡平(FURUMURA-GYM)は62.2kgで計量をパスした。
4月の前戦でKNOCKOUT現王者スアレック・ルークカムイをKOした笠原は、古村について「相手は気持ちが強くて蹴り、パンチのキレがある強い選手。組み合わせ的に自然と盛り上がると思います。最後にどっちが立っているか見物だと思うので、見ていて下さい」と意気込みを語る。今回もKNOCK OUTからの刺客と対戦することになり、「シュートボクサーの強さは僕にもかかっているので、しっかり倒してシュートボクサーの強さを証明したい」とした。
対する古村は「KNOCK OUTから来ました。明日はどんな形であれ笠原選手に勝って、KNOCKOUTのタイトルを獲りにいきたいと思います」と他団体でインパクトある勝ち方を残してKNOCK OUT王座挑戦につなげたいという。笠原の印象については「軸がしっかりしていて前に出てくるガッツのあるファイターだと思うので、それに負けないようにしっかり打ち勝って明日は勝とうと思います」と打ち合いでも負けないとした。
そして第5試合(65.0kg契約)で対戦するSB日本ライト級2位・村田聖明(シーザージム)は64.9kg、対するモハン・ドラゴン(ネパール/士魂村上塾)は65.0kgで計量パス。
前回、海人でさえも苦戦したモハンとの試合に向けて村田は「明日はいい意味でも悪い意味でも噛み合う試合になると思うのでしっかり盛り上げるところは盛り上げて、最終的に僕が勝ちます。僕はパンチが得意ですが、投げも絞めも狙ってSBの技術を見せて会場を盛り上げたい」とした。
対するモハンは「久々に自分のベストの体重で戦えるのは光栄です。今まで一番いい動きができるんじゃないかなと。お互いにパンチのある選手なので非常に会場が盛り上がる。メインに負けないように試合をしたい」と激闘を予告している。
なお、第2試合(48.0kg契約)で対戦するMISAKI(TEAM FOREST)は47.75kgで計量をパスしたが、RISE QUEENミニフライ級5位・ERIKO(ファイティングラボ高田馬場)は48.15kgで150gオーバー。1時間後の再計量は47.95kgで無事パスし、決戦を迎えることとなった。その他の計量結果は以下の通り。なお、今大会も「ローチケ LIVE STREAMING」にて全試合が有料配信される。
▼第4試合 SB日本ヘビー級
坂本優起 95.45kg
MAX吉田 96.0kg
▼第3試合 58.0kg契約
手塚翔太 58.0kg
井上竜太 58.0kg
▼第1試合 57.5kg
元貴 57.5kg
山田彪太朗 57.5kg