酒井はメガトン級を盛り上げていくことができるか
2021年6月19日(土)東京・ニューピアホールにて『skyticket Presents DEEP TOKYO IMPACT 2021~1st ROUND~』(昼)、『DEEP TOKYO IMPACT 2021~2nd ROUND~』(夜)が開催される。
昼の部の1st ROUNDメインイベントでは、メガトン級5分2Rで酒井リョウ(レンジャージム)とSAINT(Y&K ACADEMY)が対戦。
酒井はDEEPメガトン級の日本人エースとして活躍。誠吾、川口雄介らから勝利を収め、ロッキーマルティネスやシビサイ頌真らとも対戦。MMAだけでなく新日本キックにも出場し、2020年2月には『RIZIN.21』でBigbangヘビー級王者・実方宏介ともキックルールで対戦した。2020年8月には関根“シュレック”秀樹を2Rにパウンドで葬っている。
「年齢も高くなってきて早寝早起き。夜遊びもお酒もしばらく飲んでません。疲れた時は体のケアやサウナなど回復などにお金をつかいました。あとは基本、妻の管理された食事を食べます。無呼吸症候群なのでシーバップを使用しており子どもに引っ張られてイビキをかいてしまい毎日妻に叱られてます」と、哀愁漂うコメントをする酒井。
今回どんな試合を見せたいかを聞くと「いつの間にか約一年空いてしまったので、この期間に成長したことを出したい。これが噂のメガトン級の酒井リョウ、を見せたいです。RIZINでは実方選手にKOされたことがまだ頭に過っており心残りです」と、成長を見せたいとする。
対戦相手はデビュー戦のSAINTだが「相手の情報は、昔のプロレスラーのボボ・ブラジルに似てますが、出身がクロコダイルなどの生息地と聞いてビビっています。今までDEEPで戦ってきたきた身としては必ず負けられない! 自分も残り何試合できるかわからないし、必ずKOか一本でメインを締めたい。次戦はKENNY中村(第7試合に出場)と試合を希望しています」と、DEEPメガトン級をけん引してきたプライドにかけても負けられないという。
「今回はメインイベンターとして会場を盛り上げて、印象に残る試合にさせていただきます」と意気込む酒井に、もし格闘技をやっていなかったら何をしていたかと聞くと「夢は接骨院経営者でした。結局いろんな事をやろうとしたけれど、なかなか理想と現実は違いました。今はサバイバル中です。格闘技を続ける事により色々な方に出会い勉強になりました」と語った。