ヘビー級に転向しての3戦目となる坂本。今回は柔術経験のある元プロレスラーのMAX吉田を迎え撃つ
2021年6月20日(日)東京・後楽園ホール『SHOOT BOXING 2021 act.3』の追加対戦カードが発表された。
出場が決定していたSB日本ヘビー級2位・坂本優起(シーザージム)のヘビー級3戦目の相手は元インターナショナルマーシャルアーツ王者・MAX吉田(BLUEDOG GYM)に決定した。
坂本は2009年11月にプロデビュー戦を行い敗れたものの、その後は12連勝をマーク。2013年4月には鈴木悟を破り、SB日本スーパーウェルター級王座を奪取した。2014年4月には小西拓槙、11月には内村洋次郎、2015年2月には長島☆自演乙☆雄一郎、6月にはT-98を破るなどSB中量級のエースとして大活躍したが、2015年後半からは黒星が増え、2020年12月に思い切ってヘビー級に転向。内田ノボルに勝利し、前戦は4月に173cm、102kgの巨漢チャンにも勝利して2連勝。戦績は32勝(6KO)16敗。
SB初参戦となる吉田はかつてアントニオ猪木が立ち上げたIGF所属の元プロレスラー。柔術にもチャレンジし、JBJJF全日本大会などで優勝した実績を持つ。柔術ではルールで認められているブレーンバスターを何度も決めたことがあるといい、「坂本戦でもブレーンバスターを出して場外に落としてやりますよ」と豪語。今回は立ち技初挑戦となり、SBでどのような戦いを見せるか。
また、SB日本ウェルター級戦で同級1位・奥山貴大(ネックススポーツ/グラップリングシュートボクサーズ)と4位・村田義光(シーザージム)が対戦。奥山は坂本に勝利した実績を持つ実力者。対する村田は昨年6連勝と勢いに乗っていたが、2月大会で接戦の末にイモトに敗れ今回が再起戦。現在空位の王座に向けて重要な一戦となるか。