王者・寺山(左)と挑戦者AKARI共に計量パス、明日の決戦へ向かう
2021年5月16日(日)無観客大会として開催される『Cygames presents RISE on ABEMA』(ABEMAにてライブ配信)の前日計量&記者会見が、15日(土)都内にて13:00より行われた。
志朗vs大崎一貴の試合中止により、メインイベントとして行われることになったRISE QUEENミニフライ級タイトルマッチ3分5R無制限延長Rで対戦する、王者・寺山日葵(TEAM TEPPEN)は48.7kg、挑戦者AKARI(TARGET)は48.85kgでそれぞれリミットの-49.0kgをパス。
計量をパスすると、笑顔でガッツポーズの寺山に対し、AKARIは両腕を後ろに組んだまま厳しい表情を崩さなかった。
続いて行われた会見には、高校生のAKARIは制服、寺山は髪の差し色&ベルトと同じ真っ赤なドレスで出席。
AKARIは「やっと明日、私が憧れてきた真っ赤なベルトを巻ける日がやってきたと思っています。今までやってきたことを全部出し切れば倒せると思っているので、明日は最初から見逃さないで欲しい」との決意。寺山は「明日は自分らしい試合をしっかりして、ベルトを持って帰れるように頑張りたいと思います」と話した。
今回はタイトルマッチということで3分5R無制限延長Rの長丁場となる。AKARIは「5Rは初めてですが、3R以降が山になると思います。でも4R、5Rに行く前に倒しに行く気でいるので、全部のラウンドが山場だと思って見てもらいたい」と、最初から全力で倒しに行くとする。
寺山が「後半、4R目ですかね。4Rが一番の山になると思います」と答えれば、AKARIは「周りの方にも寺山選手にも5Rやったことないから不利でしょって言われていますが、私は関係ないと思っていて。気持ちの部分が大事だと思っているので、心配している部分は特にないです」と強気に答えた。
さらに「私自身は他の選手がやっていない練習をこなしてきたつもり。どの選手にも負けない練習をしてきたつもりなので、憧れである真っ赤なベルトを巻く意味でもチャンピオンを超す意味でもそうですし、今までやってきたことを自信を持ってリングに上がろうと思っています」と、練習量に絶対の自信を持つAKARI。
メインイベントになったことについては、「今回メインの試合がなくなってしまってセミで組まれていたのがメインになったということですが、別にやることは変わらない。気持ちの面でも私は私らしい試合をして、やりことをやってわがままな試合をしてベルトを奪ってやればいいと思っているので、変に気負ってないです」と、自分のやりたいことをやるだけとする。
寺山は「気持ちが変わることはありませが、チームメイトの風音の試合がなくなってしまって、ショックを受けている姿を見たので、風音の分までしっかり勝って、さらに来週には弟の遼冴と酒井柚樹の試合が続いているので、しっかりバトンをつなげたいと思います」と、仲間たちの分も頑張りたいと語った。