K-1K-1
K-1
インタビュー

【K-1】MIOの決意「しっかりKrush王者に勝って堂々と『自分はK-1ルールでも通用する』と言いたい」

2021/05/10 20:05
【K-1】MIOの決意「しっかりKrush王者に勝って堂々と『自分はK-1ルールでも通用する』と言いたい」

これまでの-48kgから-45kgに落としての試合でタイトルに近づく重要な一戦に臨むMIO (C)K-1

 2021年5月23日(日)東京・大田区総合体育館『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN』にて、スーパーファイトのK-1女子アトム級(-45kg)3分3R延長1RでKrush女子アトム級王者・菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)と対戦する元シュートボクシング日本女子ミニマム級王者MIO(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)のインタビューが主催者を通じて届いた。

 MIOはシュートボクシング女子軽量級のエースとして活躍したが、2019年7月に突如シュートボクシングからの引退を発表。同年8月24日にK-1電撃参戦を表明し、2020年9月のK-1大阪大会でK-1デビュー戦を行ったが、高梨knuckle美穂に判定3-0で敗れた。今年3月、2戦目でボクシング&キックボクシングで15戦無敗だった元プロボクシングWBO女子世界ミニフライ級王者・山田真子からダウンを奪って初黒星を付けている。戦績は39勝(4KO)5敗。

高身長の選手とも戦ってきたので意識せず自分らしく戦いたい

――3月「K'FESTA.4~Day.2~」でのK-1第2戦はプロ無敗の山田真子選手に快勝でしたね。

「自分の持ってる実力をやっと少しお披露目できたなと思って本当に嬉しかったです」


――第1戦ではまだ動きが噛み合っていない部分もありましたが、第2戦で解消されていたのは何がよかったのでしょうか?

「K-1デビュー戦の時に出た課題を見つめ直して、いろんな人に“こういう時どうしたらいいんだろう”と分からないことを聞いて取り入れたことがよかったと思います」」

――具体的にはどんな課題があったのですか?

「一番は距離感ですね。あとは実戦不足もあったので、今はスパーリングの出稽古にも行かせてもらっていて、それが身になったのかなと思ってます」

――豊富なキャリアを持つMIO選手ですが、同じ立ち技でもK-1ルールは距離感が違うものなのですね。

「全然違うので、正直私もビックリしました。K-1は変に駆け引きしちゃうより、もうガツン! と前に出ちゃった方がいいなと思います」


――ボクシングの世界王者でもあった山田選手からパンチで2度もダウンを奪ったことは見ているこちらも驚かされました。

「個人的に山田選手は正直アトム級で一番強いんじゃないかと思っていたのですが、体重の差なのかパワーを感じることはなかったですね」

――次戦は過去最軽量での試合=女子アトム級(-45kg)ですが、減量は問題ないですか?

「減量は大丈夫かなと思ってます。前回(-46kg契約)も全然食べながら落とせたので、もしかしたら女子アトム級がベスト階級なのかなとも思ったりしています。実際に前回はすごく身体が軽くて、動きもよかったので、感触はよかったです」

――対戦相手はKrushアトム級王者でもある菅原美優選手です。会見で顔を合わせていかがでしたか?

「身長がかなりあるなと思いました。相手に上手く入らせず、自分の距離で戦ったらかなり強い選手だと思います。でも今まで高身長の選手とも戦ってきたのでそこまで意識せず、自分らしく戦いたいなとは思います」


――次の試合でもさらにK-1ルールに適応した試合ができそうですか?

「前回いい形で勝つことができたのですが、まだK-1の戦い方を習得したとは言いきれないので、しっかりKrush王者に勝って堂々と『自分はK-1ルールでも通用する』と言いたいです。まだみんな私のことを半信半疑だと思うので、次の試合でK-1ルールでの自分の実力を証明したいです」

――それで最後に試合の意気込み・メッセージをお願いします。

「K-1での3試合目がすぐ組まれて、すごく嬉しいです。しかも相手がKrush王者の菅原選手ということで、かなり注目を浴びるカードだと思います。そのなかで期待以上の試合をして、倒して勝って自分の強さを証明したいと思います」

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント