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2021年7月4日(日)後楽園ホールで開催される「DEEP 102 IMPACT」で、2大王座戦が発表された。
フェザー級タイトルマッチで、牛久絢太郎(王者)vs.中村大介(挑戦者)。ミドル級タイトルマッチで、水野竜也(王者)vs.ジョアンオ・バティスタ・吉村(挑戦者)が行われる。
両カードとも再戦にして、王者のリヴェンジマッチとなる。
26歳の牛久はPANCRASEと台湾国際戦も含め5連勝で、2020年9月、王者・弥益ドミネーター聡志に判定勝ちし、DEEPフェザー級王座を獲得した。しかし、2021年2月のTDCホール大会でのノンタイトル戦で、中村のカウンターのヒザ蹴りを受けて、2R TKO負けしている。
40歳の中村は2020年9月の長倉立尚戦で4年ぶりにMMAに復帰し、2R右フックでのKO勝ち。そして5カ月後の復帰2戦目で牛久にKO勝ちしていた。
2012年6月の岸本泰昭戦でDEEPライト級王座を獲得したときは、プロ10年目にして初戴冠。今回のタイトルマッチに勝利すれば、プロ19年目の二階級制覇となる。
今秋には、RIZINがフェザー級ワールドGP開催を予定しており、出場には王者の肩書は必須の条件となりそうだ。
ミドル級王者の水野は、2018年2月に奥野泰舗を下してミドル級王者となり今回が初防衛戦となる。2017年5月のパク・ジョンギョ戦の一本勝ち以降、驚異の8連勝をマーク。しかし、2020年11月のバティスタとのノンタイトル戦で、カーフキックを効かされ、2Rに左ストレートからのパウンドでTKO負けを喫している。再戦で再起なるか。
バティスタは9月の「HEAT47」でウェルター級で、菱沼郷に1R、左フックでTKO勝ち。2016年7月の「PANCRASE 279」での冨樫健一郎戦以来、4年ぶりのMMAで白星を挙げると、11月に水野をTKO。満を持して王座獲りに挑む。
【決定カード】
▼DEEPフェザー級選手権試合 5分3R
牛久絢太郎(K-Clann/王者)※初防衛戦
中村大介(夕月堂本舗/挑戦者)
▼DEEPミドル級選手権試合 5分3R
水野竜也(フリー/王者)※初防衛戦
ジョアンオ・バティスタ・吉村(ブラジル/TOP 1 FITNESS GYM/挑戦者)