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【RISE】自称“岡山の神童”平野凌我が吠える「フェザー級が一番盛り上がっていない。チャンピオンも地味だし俺が盛り上げたい」

2021/05/05 19:05
【RISE】自称“岡山の神童”平野凌我が吠える「フェザー級が一番盛り上がっていない。チャンピオンも地味だし俺が盛り上げたい」

「フェザー級は俺が盛り上げる」と岡山を背負って参戦する平野 (C)RISE

 2021年5月15日(土)東京・大田区総合体育館『Cygames presents RISE on ABEMA』に出場する、同級9 位・平野凌我(MTS)が公開練習を行った。


 平野は自称“岡山の神童”。アマチュア時代からグローブ空手などで活躍し、中国の『英雄伝説』にも参戦経験がある。RISE初参戦となった2020年2月には篠塚辰樹と対戦してKO負けしたが、2戦目の9月にはRISEフェザー級9位・津田鉄平(新宿レフティージム)を延長戦の末に破って9位にランクインした。戦績は7勝(2KO)3敗1分。

 公開練習ではシャドーのみを披露した平野。ゆっくりとした動きで一発一発丁寧に繰り出していた。「人に見られているということで緊張しましたが、いつも通りのシャドーだけなので」と、緊張気味だったという平野。


 格闘技を始めたきっかけは「父親に連れていかれて小1の時からやっています。1回16~17で辞めて、2年くらいしてまたやりだしました。やってる時は嫌だったけれど辞めたらまたやりたくなった」と、途中ブランクはあるもののキャリアはかなり長い(現在21歳)。

「ジムは岡山市内でプロは2人。選手練習も代表と3人くらいでやっています」と言い、「ジムの他の選手もRISEを目指しているので、僕が活躍しないと、と思っています」と、ジムを引っ張るリーダー格のようだ。

 今回対戦する同級2位・門口佳佑(EX ARES)とは2018年に、ABEMAの番組『VS 那須川天心』にて那須川との対戦権を懸けた一般公募のトーナメント決勝戦で対戦。この時は門口が勝利し、アマチュアながら那須川と対戦した。


「RISEに来た最初の目標が門口君だったので、決まって嬉しいです。負けた時は復帰した直後だったのでまあまあという感じだったんですが、その後に彼がRISEでデビューして悔しさが増して、俺もRISEに出てやろうと思っていました」と、門口に対抗意識を燃やす。当時との印象は「そこまで変わらないですね。彼はキックボクシングの動きではないので。キックボクシングをすれば普通に勝てるかなと思います」と、空手歴が長い門口はまだキックボクサーに成り切れていないと指摘した。

 対して平野は「この1年で真面目に練習しだしたって感じです」と真剣モードになったと言い、最近は出稽古も多数経験して「いろいろな選手と手合わせをして、いい感覚もつかめています。今回は強い自分を見せたい」と意気込む。


 また平野は自身のSNSにて「フェザー級が一番盛り上がってない」「なんで初参戦でいきなりチャンピオンとやれるんだ」など毒を吐いており、そのことについて聞かれると「フェザー級がRISEの中で一番盛り上がっていないのは事実。チャンピオンも地味だし、この試合で俺が盛り上げたい。ランキングを見ても試合をしていない選手がいて自分のランキングが落ちるのはうっとうしい。ここで勝って先に行きたい。前回はクソつまらない試合をしてしまいましたが、ハッキリ言ってフェザー級には面白い試合をする選手がいないと思うので、僕は誰が相手でも面白いと思ってもらえるように自分がフェザー級を盛り上げます」と豪語した。

 今回はそのための第一歩だという。「門口選手のスタイルは結構好きなので。これからフェザー級を盛り上げる一戦になると思います。僕らが盛り上げていきたい。会場が盛り上がる、お客さんも一緒に楽しめる試合をします」。

 また「岡山で他に活躍する選手がいるのも嬉しいけれど、自分が一番先頭にいたい。岡山からでも日本トップになれるのを僕が証明したい」と、岡山も背負っていける選手になりたいと話した。

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