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2021年6月13日(日)東京ドームで開催される「Yogibo presents RIZIN.28」の会見が5月4日、都内で行われ、会見後の囲み取材で榊原信行CEOが、RIZINフェザー級王者の斎藤裕(パラエストラ小岩)の次戦が東京ドーム大会になることと、対戦相手について語った。
この日、フェザー級では、朝倉未来(トライフォース赤坂)vs.クレベル・コイケ(ボンサイ柔術)が決定。
榊原CEOは、「未来とクレベルは、王者・斎藤裕への次期挑戦者決定戦になる。これに勝ったらもう斎藤もやることは逃げられないだろうし、その斎藤はノンタイトル戦になると思うが、東京ドームで別の試合をする」と明言。
そして、もともと5月東京ドーム大会出陣を表明していた斎藤の相手について、「海外ファンも何となく分かっているかもしれないけど、外国勢との絡みもあるだろうし、そこが難しいなら日本勢との対戦」と語った。
2020年2月のRIZINでカイル・アグォンに判定勝利しているヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン)が4月末、自身のinstagramでアゼルバイジャン1部のネフチ・バクーに所属するMF本田圭佑との2ショットをアップ。続いて現地ファンページが、斎藤裕とケラモフの写真を組み合わせて対戦が濃厚であることをアップしていた。
もしケラモフvs.斎藤となると、トフィック・ムサエフとともに、アスリート枠での来日が可能となるか。
「オールスター戦で臨もうと思っています。年末大会にひけをとらないくらいの豪華ラインナップで行きたい」と語る榊原CEOは、「地上波放送の可能性も十分ある。カード次第だと思いますけど、当然フジテレビさんには、地上波で放送がゴールではなく、放送した結果が数字で視聴率として現れるので“これだったら勝負できる”というカードを、僕らが揃えられたら、ぜひ6月13日はゴールデンで(放送)、疲弊している日本国民に戦うことで勇気や元気を届けるようなチャレンジはしたい」と語っている。
東京ドーム大会は、この日、発表された朝倉未来(トライフォース赤坂)vs.クレベル・コイケ(ボンサイ柔術)に加え、バンタム級トーナメント1回戦として、渡部修斗(ストライプル新百合ヶ丘)vs.朝倉海(トライフォース赤坂)、石渡伸太郎(CAVE)vs.井上直樹(Serra Longo Fight Team)、扇久保博正(パラエストラ松戸)vs.春日井寒天たけし(志村道場)、元谷友貴(フリー)vs.岡田遼(パラエストラ千葉)の4試合が決定済みで現時点で5試合。榊原信行CEOは、トータルで10~11試合を組みたいと発言している。
果たして斎藤裕の対戦相手は誰になるか。