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【RIZIN】皇治の呼びかけに“日本ムエタイ界の至宝”梅野源治がまさかの参戦表明、ファン「ボコってください」

2021/04/27 11:04
【RIZIN】皇治の呼びかけに“日本ムエタイ界の至宝”梅野源治がまさかの参戦表明、ファン「ボコってください」

皇治(左)のトーナメント参戦呼びかけに、意外にも梅野源治が反応

 2021年5月30日(日)丸善インテックアリーナ大阪『RIZIN.29』にて、キックボクシングルールの4人制ワンデートーナメントの開催をRIZINに要求した皇治(TEAM ONE)。

「ピーピー言ってる選手かかってこい」と出場者を呼びかけ、同席した笹原圭一広報部長は「前向きに検討します。だったらやってやるって選手が手を上げてくれるのならやりたいと思います。やれるように調整します」と返答している。


 この皇治の呼びかけに名乗りをあげたのは、以前から皇治との対戦をアピールしていたRIZIN出場経験のあるRISE WORLD SERIES 2019 -61kgトーナメント優勝者の白鳥大珠(TEAM TEPPEN)と、皇治と同じ関西のキックボクサーで狂暴三兄弟の次男・高橋亮(真門ジム)。

 白鳥は「復帰戦にはちょうど良さそうだしな」、高橋は「そろそろ世代交代しましょーや」と、それぞれテーマを持って自身のSNSにて出場をアピール。皇治は白鳥にのみ「まあ、はりきってRIZIN大阪大会、立技も盛り上げたろや」と返事をしているが、高橋の挑戦は今のところ無視している。

 そして今回、意外な選手がトーナメント参戦に名乗りをあげた。“日本ムエタイ界の至宝”梅野源治(PHOENIX)だ。


(写真)タイ人選手をも完封するミドルキック

 梅野は2007年11月にプロデビューすると9連勝を飾り、10戦目で元ラジャダムナン王者のノラシンに初黒星を付けられるも、その後はタイで敗れるまで国内外の強豪を相手に10連勝。WPMF日本スーパーバンタム級王座、WBCムエタイ日本同級王座、M-1フェザー級王座、WPMF世界スーパーフェザー級王座、WBCムエタイ・インターナショナル同級王座を次々と獲得し、2014年11月には日本人初のWBCムエタイ世界(スーパーフェザー級)王者に。

 2016年10月にはヨードレックペット・オー・ピティサックを破り外国人として史上6人目のラジャダムナンスタジアム(ライト級)王者となる快挙を達成。本場ムエタイの一流選手を相手に互角以上の戦いを展開し、タイ人選手やタイのムエタイ関係者からもそのテクニックが高く評価された。


(写真)白鳥(右)とは2019年のRISE世界トーナメント決勝で対戦し、初回KOで敗れている

 2019年は得意の首相撲とヒジ打ちを封印して『RISE』の世界トーナメントに出場し、決勝へ進出するも白鳥大珠にKO負け。その後はムエタイに復帰して1勝1敗、2021年2月にはRISEに再び出場してノラシンからダウンを奪っての判定勝利。3月には『BOM』で復帰後の1敗を付けられたキヨソンセンにリベンジしたばかり。

 梅野は自身のSNSにて「日本の立ち技最強を決めるワンデートーナメントか。ライト級でやるなら俺が出場しないと。ムエタイでもキックボクシングでも、俺が一番ってことを証明する」と参戦に名乗り。皇治どうこうではなく、RIZINで行われるワンデートーナメントに興味があるようだ。

 ファンからは「ガチ中のガチの梅野選手はアカンでしょう」の声と共に「ボコってください」と皇治を退治してほしいとのコメントも寄せられた。

 梅野は白鳥へのリベンジも宣言しており、トーナメント出場が実現すれば一石二鳥というわけか。思わぬムエタイの大物が名乗りを上げた。

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