スダリオ剛のSNSより
RIZINで3連勝中のスダリオ剛(PUREBRED)が米国武者修行を続けている。
大相撲で貴ノ富士として活躍後、2020年9月の「RIZIN.24」でプロレスラーのディラン・ジェイムスを相手にMMAデビュー。1R TKOで初陣を飾ると、同年大晦日にミノワマンもカーフキックからのパウンドで1R TKO。2021年3月にはプロレスラーの宮本和志を1R わずか8秒でKOに下しているスダリオ。
宮本戦では、ゴング後の攻撃により、試合後にレッドカード(ファイトマネー25%相当の罰金)が出され、RIZIN&Bellatorウェルター級ファイターのストラッサー起一(総合格闘技道場コブラ会)からは、階級を越えた対戦を要求されていた。
「僕は只ひたすらにヘビー級チャンピオンを目指しています。雑音は消す派です。これが全て。終わり」と、対戦要求を断ち切り、スダリオが向かったのは、MMAのメッカ米国。
師匠のエンセン井上とともに、まずはハワイ入りしたスダリオは、エンセンコネクションを活かし、UFCジムなどで練習。LA経由でラスベガスに渡ると、2020年の「MMAコーチ・オブ・ジ・イヤー」を受賞したエリック・ニックシックコーチの指導のもと、UFC世界ヘビー級ランキング8位ウォルト・ハリスらとトレーニングする姿をアップしている。
エンセンが「剛と良いウエイトトレーニング出来ました」と記すなか、スダリオも「初めてで英語も話せないのに凄い優しくしてもらいました。これからももっともっと貪欲に頑張って吸収していきます!! それにしてもUFCトップランカーは流石です。どんどん揉まれて強くなります」と、ハリスと肌を合わせた感触を報告。
さらに、日本時間の22日には、元Strikeforce世界ミドル級王者のジェイク・シールズのクラスに参加したことをツイート。
今日は世界一のグラップラー
— Tsuyoshi Sudario スダリオ剛 (@TSUYOSHIKAMIYA3) April 22, 2021
ジェイク・シールズさんのクラスでした!
最後のスパーでボコボコに極められまくりました🥴
色んな分野の世界のトップ所とやらせてもらえて凄く幸運です。
もっとやられにいきます😂🤙 pic.twitter.com/1r8DoQIuX3
「今日は世界一のグラップラー、ジェイク・シールズさんのクラスでした! 最後のスパーでボコボコに極められまくりました。色んな分野の世界のトップどころとやらせてもらえて凄く幸運です。もっとやられにいきます」と、出稽古の手応えを記している。
今日はウォルト・ハリスさん
— Tsuyoshi Sudario スダリオ剛 (@TSUYOSHIKAMIYA3) April 23, 2021
イリル・ラティフィさんにスパーリングしてもらいました🙏当然の事なのですが足りないものだらけで世界で戦う上で何が必要なのか何が弱いのか浮き彫りになって今後の練習は当然ですが肉体改造も重点的にやっていきます👊大幅減量したので先ずはパワーを戻す事を頑張る😠 pic.twitter.com/m99rFwBBum
隔離期間がありながらも、米国武者修行を敢行したスダリオ。宮本戦後、「ちゃんとしたMMAファイターとやらせてくれ」とリクエストしたスダリオ自身は、どんなMMAファイターに進化しているか。そして、「ゴリゴリのMMAファイターをぶつける」を語っていた榊原信行CEOは、“問題児”の帰国後、どんな相手を用意するか。