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キックボクシング
インタビュー

【KNOCK OUT】タイトルを懸けてのリベンジマッチ、バズーカ巧樹「気持ちは王座決定戦。『やっぱりバズーカが強かった』と思わせます」

2021/04/05 20:04
 2021年4月25日(日)東京・後楽園ホール『KNOCK OUT 2021 vol.2』にて、大谷翔司(スクランブル渋谷)の挑戦を受けてKNOCK OUT-BLACKライト級タイトルの初防衛戦に臨む王者バズーカ巧樹(菅原道場)のインタビューが主催者を通して届いた。  バズーカはMA日本キックボクシング連盟をホームリングに様々な団体で活躍。特にKrushやK-1では6勝(4KO)1敗という好成績を残した。2020年2月の無法島GPでは1回戦で二冠王・橋本悟からダウンを奪い判定勝ち。準決勝では古村匡平から2度のダウンを奪い判定勝ち。決勝では西岡蓮太に判定負けを喫するも大きなインパクトを残して“覚醒”。8月大会では丹羽圭介に判定勝ちして王座を奪取した。戦績は22勝(8KO)8敗2分。  昨年12月のノンタイトル戦で大谷がダウンを奪って勝利したことで今回のタイトルマッチにつながっており、バズーカとしてはリベンジの機会でもある。「負けたらチャンピオンじゃない」というバズーカは、この試合にどのような心境で臨むのか? 『必ずやり返す』という気持ちだけは強くある ──大谷選手と再戦でタイトルマッチとなりました。改めて前回の対戦を振り返ると? 「3Rにしっかりやられちゃったんで、自分としてもダメな試合でしたね。自分のダメなところが出てしまいました」 ──ダメなところとは? 「多少油断したというのもあったと思うんですけど……ダウンを取られた時はダメージは全くなかったんですけど、パンチをチョコチョコ当てられたので、そこがダメでした」 ──大谷選手が、想定よりも粘り強かった? 「そうですね、粘り強さだけはありました。攻撃の威力とかは全く感じなかったですけど」 ──自分の攻撃については? 「実際、倒せてもいなくて、ずっと前に来られたので、本当に効かせられた攻撃はなかったと思ってます」 ──ああいうタフな選手に粘られると、作戦が狂って焦ったりというのもありましたか? 「うーん……でも自分は判定勝ちの方が多いので、それで焦るというのはないですね。しっかり自分の距離で戦って、試合を作っていければ問題ないので。やっぱり3Rにやられてしまったのは、自分のダメな部分だったという感じです」 ──なるほど。おそらく、負けた試合についてこんな風にいろいろ聞かれるのもイヤなんじゃないかと思うんですが……。 「まあ、気持ちよくはないですよね。ただ、もちろん負けて悔しい気持ちはあるんですけど、すぐに切り替えて次に進んでるので、そんなに負けたことを気にしてはいないです。次に勝って結果で見せればいいと思ってるんで」 (写真)前日会見ではバズーカが大谷を突き飛ばし、乱闘騒ぎに──では、次の試合についてなんですが、今回はどう戦うつもりですか? 「どう戦うというか……しっかり倒して勝てば誰も文句はないと思うので、倒して勝とうと思っています」 ──そのために、練習で意識したり強化している部分というのは? 「いろいろありますね。具体的には言えないですけど。その手応えは抜群にあります」 ──先ほど伺った前回の印象からすると、「倒しにくい相手」ではないんでしょうか。 「そこもあるっちゃあるんですけど、自分の全部をしっかり出して戦えば、全く問題なく勝てる相手なので、100%の準備で挑もうと思ってます」 ──菅原会長からはどのように言われてますか? 「『やり返せ』って感じですかね。 ──そういう時の会長は、怖い雰囲気なんでしょうか。 「……そこは何とも言えないです」 (写真)バズーカを鍛えるは菅原会長(右)──怖そうですね(笑)。では一度敗れたことで、大谷選手の存在はバズーカ選手自身の中で、以前より大きくなりましたか? 「大谷選手がどうとか、そういう意識は全くないんですけど、結果として1回しっかり負けてしまったので、『必ずやり返す』という気持ちだけは強くあります」 ──ちなみに3月上旬のカード発表会見の席で、大谷選手が「試合後のバズーカ選手から“いいヤツオーラ”を感じた」という発言をしていました。あれについては? 「いや……あの場でも『何言ってんのかな』と思ったんですけど……。終わった後に、『生意気なこと言ってすみませんでした』と言ってきたので、『またやりましょう』とは言ったんですよ。負けて、絶対リベンジしてやろうと思ってたので。そのことじゃないですかね。まあ、人の言うことは特に気にしないんで、どう言われてもいいんですけど」 ──同時に、前回がノンタイトル戦で、今回はタイトルマッチです。タイトルが『REBELS-BLACKライト級』から『KNOCK OUT-BLACKライト級』に移行して初めてということではありますが、防衛戦ではあります。その点については? 「負けてしまったらチャンピオンではないと思ってるんです。だから今回、同じ相手との試合なので、やり返せばまたしっかりチャンピオンと名乗れると思ってます。自分の中では、『これに勝てばチャンピオン』という気持ちです」 ──では気持ちの中では、防衛戦というより、王座決定戦に近い意識ということですね。 「そうですね。今は自分がチャンピオンとは思ってないので」 ──ただ、新しくなったベルトが今、お手元にあると思います。それも自分のものではないという感じですか? 「はい、自分のものとは思ってないですね。ただ新しいベルト自体はすごくカッコいいと思います。ここで勝って気持ち的にもチャンピオンと名乗れるようになりたいですし、このベルトも改めて自分のものにしたいと思います」 ──記録の上では、今回勝てば初防衛ということにはなります。そうすれば、自分の力が改めて証明されたということになるのでは? 「うーん……1回防衛したぐらいでは、力が証明されたということにまではならないと思います。ベルトを守り続けてやっと、自分の強さが分かるんじゃないかと思ってるので。自分の中で納得できるぐらいの強さがほしいですね」 ──それは、1回納得いく勝ち方ができるぐらいのレベルではないということですね。 「そうですね。1回、納得いくような勝ち方ができたとしても、自分の強さにはまだ納得できないと思うので。そういう勝ち方が続けられて、やっとそう感じられるんじゃないかと思います。まだまだ修行が足りないですから」 ─また先日、同門の島野浩太朗選手がK-1の日本武道館大会で勝利しました。試合後のコメントでは涙ながらに菅原会長への感謝も述べられていましたが、刺激になったのでは? 「あの日はずっと一緒だったので、あんな大舞台に出場してしっかり勝った姿を見て、すごく刺激にもなりましたし、自分も続きたいと思いました」 ──そういう周囲のいろんな状況もある中で、改めて今回の試合、どういう試合をしてどう勝ちたいですか? 「『やっぱりバズーカが強かった』ということを、お客さんが確信できるような勝ち方をしたいと思います。前の試合から全部含めて、『やっぱりこっちの方が強いな』と、全員がしっかり確信できるような試合を見せたいです」 ──分かりました。ありがとうございました!
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