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【KNOCK OUT】工藤red玲央がファイヤー魂で決勝進出目指す、安達浩平は「圧勝したい」

2021/04/03 16:04
 2021年4月4日(日)東京・新宿FACE『SACRED FORCE presents KNOCK OUT-EX』の前日計量が、3日(土)正午より都内で行われた。  セミファイナル(第5試合)のKNOCK OUT-REDバンタム級王座決定リーグ戦3分3Rで対戦する、工藤red玲央(3点/TEPPEN GYM)はリミットちょうどの53.5kgで計量をパスしたが、J-NETWORKバンタム級王者・安達浩平(4点/team AKATSUKI)は53.65kgで150グラムオーバー。  そのため会見には工藤のみ出席し、「明日はとにかく絶対に勝ちます」と意気込みを語った。  安達の1度目の計量オーバーに関しては「特に何とも思わないです。回復が僕の方がペース早いから有利かなって感じですね」と意に介さず、「とにかく前回同様、KOを狙ったわけじゃなく気楽にやったので、緊張もせずやってきたことを全部出せると思うので気楽にやるだけです」とリラックスして戦うとした。 「ファイヤー原田さんを見れば分かると思いますが、原田さんはアツい人で集中して行く人でそれが向いている。でも、僕がそれを真似したらよくない。僕がそれをやると視界が狭くなるので、気楽にリラックスするとベストな状態で周りも見えるので勝つことができる」と、最初のキックボクシングの師匠であるファイヤー原田との違いに気付いたという。  それでも「僕はファイヤー魂を継承しているので、その魂が消えることはない。身体の中に入れていて、(現在の師匠である)TEPPENの那須川さんの気持ちも入れて、ボクシングを習っている葛西裕一さんの教えもしっかり入れて勝ちます」と、これまで教わってきた人たちの全てを自分の中に入れて勝つとした。  昨年10月大会のリーグ戦でKO勝ちし、それから5カ月間でどんな成長をしたかと聞かれると「作戦を立ててきました。数年前はガムシャラでやっていましたが、ガムシャラも大事ですが相手がいろいろいるので、相手に対する練習を5カ月間やっていました。安達選手に勝つための練習をやってきました」と、安達に勝つために時間を費やしたという。  また、4月に新宿でジムをオープンすることを発表し、「まず明日ここで試合をします。勝ちます。そして月曜日に新宿西口でジムをオープンします。c'sstudioと言います。オシャレになっている、一般フィットネスをメインにやるジムです」と試合翌日にジムをオープンするという大胆さ。  絶対に負けられない一戦に工藤は「明日は自分の気持ち、心をぶつける試合をするので楽しみにしてください」と予告した。  会見終了後に再計量に臨んだ安達は53.3kgでパス。「計量一発目は家の体重計との誤差があって、無事落とせてホッとしています。リーグ戦の最終戦で工藤選手とは3回目で1勝1分。僕が1勝していますが、前の試合は圧勝して勝ったわけではないので今回は圧勝したい」と、3度目の対戦は圧倒的な差をつけて勝ちたいとコメントした。  リーグ戦は現在、安達と響波が4点で並び、この試合で安達が勝てば決勝戦は安達vs響波となる。工藤が決勝へ進出するためにはここで勝たないとならない状況となっている。
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