元WBCムエタイ インターナショナル・フェザー級王者、元WBCムエタイ日本統一同級王者、元NJKF同級王者のMOMOTARO(OGUNI-GYM)がK-1への参戦を発表した。
MOMOTAROは2010年10月にNJKFでプロデビューし、2014年11月にNJKF王座に就く。2015年9月には10連勝でWBCムエタイ日本統一王者になると、2016年4月にはWBCムエタイ米国フェザー級王者にも完勝。タイ、中国でも試合を重ね、2017年6月にはWBCムエタイ・インターナショナル王座を獲得。
2019年には『ONE Championship』と契約し、3月のONE初参戦でケニー・ズィー(中国)に判定勝ちも、4月に元ルンピニー3階級王者ルーシラー・プーケットトップチーム(タイ)に判定負け。しかし、9月のシントンノーイ・ポーティラックン(タイ)との試合では、41秒KO勝ちの番狂わせを起こした。2020年1月にはONEでペッダム・ペッティンディーアカデミー(タイ)に判定2-0で敗れ、12月のONEではボルター・ゴンサルベス(ブラジル)にTKO勝ち。ONEでの戦績を3勝2敗としていた。
3月27日の記者会見でK-1初参戦を発表したMOMOTAROは「2年間ONEで試合をしてきてコロナの影響で試合が難しくなり、30歳ですが現役もあと数年。最後の活躍、頑張りを日本の皆さん、応援してきてくれた家族や仲間に見てもらいたい気持ちが強くなり、日本でやりたいと思いました。なぜK-1かというと、僕は魔裟斗さんの試合を見て育ってきたのもありますし、魔裟斗さんに憧れてキックを始めたからです。昔からK-1に興味がありました」と、参戦の理由を説明。
「ONEでは61.2kgでやっていましたが、60前後の階級でどこの団体に強い選手がいるかと考えたら、K-1が60kgにいっぱいいて面白いと思いました。強い選手がいた方がモチベーションも上がるので、60kgで戦いたいと思いました」と、今後はスーパー・フェザー級でやっていくとする。
K-1で興味のある選手はいるかと問われると「興味がある選手は村越(優汰)選手。前回の試合も見事なテクニック、上手さで勝っていましたね。名前もあるので戦いたいです」と、村越の名をあげた。
そしてK-1での目標を聞かれると「来たからにはテッペンを目指して頑張りたい。誰がチャンピオンであろうと自分が獲りに行ってK-1を自分の色に染められたらと思います」と、出るからには王座を目指すと宣言した。