2021年3月21日(日)東京ガーデンシアター『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.1~』の一夜明け会見が、22日(月)都内にて行われた。
第8試合のスーパーファイト、K-1ウェルター級3分3R延長1Rでマキ・ドゥワンソンポン(タイ/真樹ジムAICHI)を判定2-0(29-29、30-28×2)で破った近藤魁成(大成会館)が会見に出席。前夜の試合を振り返った。
初のムエタイ(タイ人選手)との戦いで、78勝(5KO)28敗2分の戦績を持つ(近藤は5勝4KO3敗1分)ドゥワンソンポンと対戦し、「凄く強くて苦戦してしまいましたが、収穫もあったので次に期待して欲しい」と、満足のいく勝ち方ではなかったがいい経験になったという。
「蹴りがめちゃくちゃ硬くて腕も痛いです。でも圧力の部分では差は感じませんでした」と初の国際戦を行った感想を述べ、「もっと海外の強豪選手と戦って経験値を上げていきたいと思っています」と海外選手との対戦経験を積んでいきたいとする。
試合ではジャブが目立ったが「試合の1カ月前に矢口トレーナー(PURGE TOKYO代表=久保優太や木村“フィリップ”ミノルのトレーナー)に今回の試合へ向けてご指導いただき、ジャブがカギになるということで凄い練習しました」と、出稽古で身につけたものだと話した。
武器である右のパンチを打てなかったのは、2020年8月の「第7代Krushウェルター級王座決定トーナメント」決勝戦で自ら放った右フックで負傷した右手首が完治していなかったからと打ち明け、「怪我があるので(試合間隔は)開けたくないですが、完治したらすぐに試合をしたい」とまずは治療に専念。
その後は「今年は試合をたくさんしてベルトに近付きたいと思っています」と、勝ち続けて上位に食い込みたいとし、「たくさん試合をして進化した姿を見せられるように日々頑張っていきます」と意気込んだ。