MMA
インタビュー

【RIZIN】浅倉カンナが浜崎朱加に真っ向反論「2年あって伸びない選手は中途半端にやっている選手。自分はそういう選手ではない」

2021/03/19 20:03
 2021年3月21日(日)名古屋・日本ガイシホール『RIZIN.27』に出場する全選手の個別インタビューが、19日(金)にオンラインで行われた。  メインイベントで、RIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチとして王者・浜崎朱加(AACC)に挑戦する浅倉カンナ(パラエストラ松戸)がインタビューに答えた。  2018年大晦日以来の浜崎との再戦。約2年前の「RIZIN女子スーパーアトム級王座決定戦」では、浜崎が2R 腕十字でタップを奪い、初代女王の座に就いている。浅倉は浜崎戦後、DEEP JEWELのケージで前澤智に判定勝ちも、2019年6月に同じレスラーの山本美憂に判定負け。2019年8月にアリーシャ・ザピテラ(現Invicta FCアトム級王者)との接戦を制して再起を飾ると、年末のBellator JAPANでジェイミー・ヒンショーにキムラロックで一本勝ち。2020年8月に古瀬美月を105秒パウンドアウトすると、2020年大晦日には、あいを総合力で上回り判定勝ちで4連勝をマークしている。  以下、記者との質疑応答。 ――現在の心境はいかがですか? 「1度やらせていただいて負けているんですけれど、その時は浜崎さんが強いって思い込みすぎていました。今回はそこの部分で、自分の中のメンタル的な部分で変わったので、印象は強い選手ですけれどしっかりそのメンタルでリカバリーは出来ているのかなって思います ――どんな試合展開になると予想していますか? 「浜崎さんは余裕があるので1Rで極めに来ると思うんですけれど、それはさせない。でもメインなので面白い試合をしたいなと思っています」 ――約2年ぶりの再戦、この2年間はどんな2年でしたでしょうか? 「浜崎さんに負けてから2年間、いろいろな試合をさせてもらったんですけれど、浜崎さんに負けて(山本)美憂さんに負けてからフィジカルトレーニングを取り入れましたし、そういう部分では大きく変わった2年ではあると思うので今の自分を試すチャンスなんじゃないかって思っています」 ――浜崎選手から「あまり変わっていない」との評価を受けましたが、ご自身ではどう変わったと思っていますか? 「やはり2年という期間があって伸びない選手は、中途半端にやっている選手だと思います。自分はそういう選手ではないので、差は縮まっていると自分も自信を持って戦おうと思うんですけれど、どうですかね…年末の試合を見たら自分も上手く戦えていなかったので、浜崎さんは素直に自分が伸びていないと思ったんじゃないのかなと思います」 ――浜崎選手は事前のインタビューで「若い選手とはハングリーさが違う」と言われていて、先ほどのインタビューでは「その言葉を聞いて浅倉選手に火が付くんじゃないか」と言われていました。 「火は付けてもらった感覚はありますけれど、浜崎さんは長くやっている選手なのでそう思うのも当たり前だと思うし、ハングリーさが足りてないわけではないと自分でも思っているけれど、長くやっている人はそう思うのかなって。火は付きましたけれど、そこまで気にしてはいなかったですね」 (写真)大晦日では新鋭のあいを撃退した浅倉――火が付いて攻撃的な感じでなく、もっと自然体で今回の試合に臨む感じでしょうか? 「そうですね。今回、試合までSNSを見るのをやめて、試合前に余計な情報が入ってきていないので自分の思った通りに戦えると思います」 ――前回の試合が納得いかなかったようですが、今回の試合で変えたとか変えようとしているところはありますか? 「今回の試合は決まるまでいつもよりも早かったので、その前回の試合の悪かったところを直す部分よりも浜崎さんの対策を多めにやりました」 ――具体的に言える範囲では? 「映像を見てチームで話し合って、いろいろと対策はやってきました」 ――今回の勝者にハーレーダビッドソンのバイクが贈呈されることになりましたね。 「新幹線に乗った後で知りました」 ――大型バイクの免許は持っていますか? 「持ってないです(笑)」 ――勝利者賞について私の意見も聞いてほしいという気持ちはないですか? 「いやいやいや(笑)。本当にSNSを見ないので今日まで知らなかったんです。そこは頭になかったので、頭にないまま試合したいと思います」 ――対策を多めにやってきたということですが、鶴屋代表は「アームロックがヒント」と言っていました。相手の得意技に対して十分に研究して対処も出来ている感じでしょうか? 「そうですね。対処もしたし、逆に穴もあったので、それは鶴屋先生もそうだし、扇久保(博正)さん、岡田(遼)さんにも指導してもらったので今回はけっこう自信にはなっていますね」 ――前日には岡田選手が修斗でタイトルマッチをやりますね。 「試合前に岡田さんに声をかけてもらったんですが、『俺はベルトを守るからお前は鶴屋さんにベルトを一本持ってこい」と言われたので、そこはしっかりチームとしても自分もつなげていきたいと思っています」 ――最初にワクワクしていると言われていましたが、一番の理由は? 「浜崎さんにリベンジできること、浜崎さんと試合ができることにワクワクします」 ――勝って自分がベルトを巻いている姿を頭の中にイメージできていますか? 「そうですね。何万回イメージしたか分からないくらいイメージしました」
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