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【RISE】紅絹vs宮崎小雪のタイトル戦がメイン、セミは女子トーナメントの決勝戦に

2021/03/17 17:03
【RISE】紅絹vs宮崎小雪のタイトル戦がメイン、セミは女子トーナメントの決勝戦に

紅絹vs宮崎のタイトルマッチがメインとなった

 2021年3月28日(日)東京・後楽園ホール『RISE 147』の全対戦カード&試合順が決定した。

 メインイベントはRISE QUEEN アトム級(-46kg)タイトルマッチ、3分5R無制限延長Rで王者・紅絹が挑戦者に宮崎小雪(TRY HARD GYM)を迎えて2度目の防衛戦を行う。紅絹は37歳で35勝(2KO)21敗6分の戦績を持つ大ベテラン、小雪は18歳で戦績は4勝1敗1分。老獪かつトリッキーな上手さを持つ紅絹がまたも若手の壁になるか、それとも高度なテクニックが関係者の間でも高く評価されている小雪が世代交代を成し遂げるか。


(写真)元プロボクシング世界王者・山本(左)vs空道王者・大倉

 セミファイナルも同じく女子が務め、今大会で行われる「ミニフライ級(-49kg)NEXT QUEEN トーナメント 2021」の決勝戦が行われる。第1試合の山本ユノカ(Kick Box/元WBA女子世界ライトミニマム王者、元OPBF 女子東洋太平洋フライ級王者)vs大倉萌(大道塾 吉祥寺支部/2017年北斗旗全日本空道体力別選手権大会女子-215クラス優勝)、第2試合のAKARI(TARGET)vs宮崎若菜(TRY HARD GYM)の勝者が、RISE QUEENミニフライ級王者・寺山日葵(TEAM TEPPEN)へのタイトル挑戦権を懸けて戦う。


(写真)宮崎(左)vsAKARIの因縁の対決

 注目はAKARIと宮崎で、両者は会見でもSNSでもバチバチにやり合い、相手を挑発。両者は一度対戦してAKARIが勝利しているが、宮崎は「初黒星をプレゼントする」、AKARIは「1回目以上に圧倒して、リベンジなんて2度と言わせない試合内容で勝ちます」と言い放っている。


 第6試合には“人獣”中村寛(BK GYM)が、2020年11月の魚井フルスイング戦以来の復帰戦でベテランのRISEスーパーフェザー級5位SEIDO(Team ORCA)と対戦。

 第5試合にはヘビー級の試合が組まれ、ホーストカップ日本ヘビー級王者・内田雄太(Team Aerts)がJ-NETWORKライトヘビー級暫定王者・森孝太郎(NEXT STEP GYM)と対戦する。


 内田は全日本空手道連盟主催の全日本三連覇を成し遂げた両親を持つ空手サラブレッドで、自身も高校・大学と空手に打ち込み、柳ケ浦高校時代は国体準優勝、近畿大学では全日本学生空手道連盟主催の全日本大学団体優勝、個人優勝を飾った。2015年8月の和道会ワールドカップ84kg級で優勝後、総合格闘技に転向。2015年末の『RIZIN』でプロデビューするがワレンティン・モルダフスキーに一本負け。

 2017年3月からはオランダに渡り、ピーター・アーツの指導を受けてキックボクサーとしてのプロキャリアを積む。2018年末には『平成最後のやれんのか!』で.小西拓槙に勝利。2019年12月には初代HOOST CUP日本ヘビー級王座に就いた。

 森はサウスポーでコンパクトにまとめる重いパンチとタイミングが絶妙なヒザを得意とし、2019年8月のJ-NETWORKライトヘビー級次期王座挑戦者決定戦で中平卓見に2RでTKO勝ち。10月にムハナド・アスランとJ-NETWORKライトヘビー級王座決定戦を行うはずだったが、アスランの負傷欠場で暫定王者として認定された。

 第5試合、第6試合ともKO決着が濃厚な一戦。また、強打による倒しっぷりから期待されているRISEスーパーライト級6位・森香津眞(チームドラゴン)vs吉沼大樹(フリー)、那須川弘幸会長がその素質を認めるRISEフェザー級8位・梅井泰成(TEAM TEPPEN)vs山田直樹(KSS 健生館)の第4試合、第3試合も激闘が予想される。

 なお、今大会は当初の開場・開始時間よりも30分繰り上がり、16:45開場、17;30試合開始となる。

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