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【K-1】菅原美優が“魅せる試合”を誓う「女子の試合になるとトイレに行く人が多いので悔しい」前蹴りを顔面に命中させる自信あり

2021/03/13 22:03
 2021年3月21日(日)東京ガーデンシアター『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K'FESTA.4 Day.1~』にて、第4試合のスーパーファイト女子アトム3分3R延長1RでNOZOMI(TAD)と対戦するKrush女子アトム級王者・菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が、13日(土)都内所属ジムにて公開練習を行った。  菅原は第5回K-1アマチュア全日本大会チャレンジBクラス女子-50kg優勝、第6回・第7回K-1アマチュア全日本大会チャレンジBクラス女子-45kg優勝の実績を引っ提げて2019年1月にプロデビュー。2戦目で初黒星を喫したがその後は負けなしで、2020年11月の女子アトム級王座決定トーナメント決勝戦で第3代Krush女子アトム級王座に就いた。戦績は5勝1敗。2020年3月に美容技術専門学校を卒業し、“戦う美容師”として活動している21歳。今回がK-1には初出場となる。  2分1Rでパンチのみのミット打ちを披露した菅原。序盤はゆっくりと始めて徐々にスピードを上げていき、コンビネーションパンチを打ち込んだ。 「調子はよくて。仕上がりはこの前の試合が終わって2日後くらいから練習を再開していたので、練習する時間があって成長できているのでいい感じです」と、前の試合から約4カ月空いた分、いい練習ができたという。  練習後には減量しなくても試合体重のリミットを下回ってしまうこともあるため、最近はドーナツを食べて増量中。その甲斐あって通常体重が1kg増えたと言い、「パワーが付いた気がします。重心が落ちやすくなって、身体つきもガッチリしてきたねって言われます」と、2021年の目標である“マッチョになる”に前進している。  SNSによく動画をアップしている“腹叩き”(パートナーが腹にパンチを入れ、腹筋を固めて耐える鍛錬法)は好きな練習メニューなのかと聞くと「好きじゃないです(笑)。まだ余裕のある練習なので、殴られるだけなので楽しめるんです。他の練習ではそんな余裕がなくて、動画が撮れる余裕があるのはあれだけなんです」と打ち明けた。  その腹叩き練習の成果はと聞くと「多分、ジムの中でボディが弱い方なので、あまりもらわない方がいいかと思います」と、鋼鉄の腹筋にはまだまだ遠いと苦笑した。  今回対戦するNOZOMIはプロデビュー以来無傷の3連勝、軽快なフットワークから飛び込んでの高速ワンツー、圧倒的なスピードと出入りの速さ、そしてカウンターの技術を存分に発揮している。  しかし菅原は「相性としてはやりやすい方だと思う。苦手なタイプではないです」と自信のコメント。「やったことがない選手なので、距離感とかは分からないところがあります。それは当日まで分からないですね」と、あくまでも実際に戦ってみないと分からないと言うが、「出入りする選手なので向こうから入って来てくれるということは、彼女の力もあるので上手く合わされれば向こうの入って来る力で強く当てることができると思います」と得意の顔面前蹴りを入り際に命中させる自信もあるとした。  今回は後楽園ホールから初めて出ての大会場(収容人数は5000人以内)での試合。意識するところはあるかと聞くと「あまりないです。でも、試合自体は勝つだけじゃなく魅せる試合をしないといけないとの想いはあります。王者だから守らなきゃって感じではなく、挑戦者のつもりで、そういう気持ちで魅せないといけないと思います」と、“魅せる”試合を心がけたいとする。 「K-1の試合を見に行くと、女子の試合になるとトイレに行く人が多いのでそれは悔しい。そういう人たちにもちゃんと見てもらえるような試合ができたらいいなと思います」と、いわゆるトイレタイムにはさせない、観客を惹きつけるような試合をしたいと意気込んだ。
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