37戦ものキャリアを持つMARI。高梨を相手に番狂わせを演じられるか (C)K-1
2021年3月28日(日)東京・日本武道館『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K'FESTA.4 Day.2~』にて、スーパーファイトのK-1女子ミニマム級3分3R延長1Rで、第2代Krush女子アトム級王者・高梨knuckle美穂(Y’ZD GYM)と対戦する元NJKFミネルヴァピン級王者MARI(ナックルズGYM)のインタビューが主催者を通じて届いた。
MARIは2018年4月に百花を破り、NJKFミネルヴァ初代ピン級王座を獲得。シュートボクシングではMIO、MISAKI、女神といったトップクラスと拳を交えてきた。前戦は11月のREBELSに参戦し、ぱんちゃん璃奈に判定敗れている。戦績は11勝(1KO)23敗3分。
いつか対戦したいと思っていたので嬉しいです
――今大会でK-1初参戦が決まりました。今はどんな心境ですか?
「K-1は強い選手が多い印象で、その大舞台に立つことができて、しかもすごく強い相手と対戦できるということで感謝しています」
――これまでの格闘技歴を教えてください。
「小学校の時はバレーボール、中学校ではソフトテニスをしていたんですけれど、15歳の時に兄が先に格闘技をやっていた影響で、自分も格闘技を始めました。それまで全く格闘技には興味がなかったんですけれど、格闘技を始めた頃からアクション映画や女性が強いのはカッコいいなと思うようになりました。プロデビューしたのは17歳のときで、NJKFミネルヴァでピン級のベルトも巻くことが出来ました」
――今回の試合でMARI選手を初めて観る方もいると思うので、ご自身がどんな選手か教えてください。
「私はパンチが得意です。高梨選手もパンチが得意なので、パンチの打ち合いになるんじゃないかと思います。今回はインパクトを残して勝ちたいので、倒される覚悟で倒しに行きたいと思ってます」
「高梨選手はプロ無敗の強い選手で、Krushの元チャンピオンということで、いつか対戦したいと思っていたので嬉しいです。ファイターとしてはパンチが強い・フィジカルが強い印象があります」
――MARI選手にとってはK-1に出ることだけでなく、高梨選手と戦うことにもモチベーションが高いようですね。
「はい。とにかく私は強い選手と試合がしたいっていう気持ちがあって、強い選手に勝つと嬉しさが違うんですよね。高梨選手は本当に強い選手だと思っているので、その選手と戦うことは楽しみです」
――今後K-1 JAPAN GROUPではどんな試合をしていきたいですか?
「先のことは全く考えていなくて、とにかく目の前の試合に全力を尽くしたいと思っています」
――それでは最後にファンのみなさんにメッセージをお願いします。
「負けても変わらず応援してくれる方々に勝って恩返しをしたいです。またK-1初参戦なのでインパクトを残せるよう、私を知らなかった方たちに知ってもらえるように倒される覚悟で倒しに行くので応援よろしくお願いします」