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【RISE】打倒・那須川天心に自信ありの志朗「判定決着でも構わない」、那須川は「前回以上の屈辱を味わわせる」

2021/02/27 15:02
【RISE】打倒・那須川天心に自信ありの志朗「判定決着でも構わない」、那須川は「前回以上の屈辱を味わわせる」

55kgで約4年ぶりに試合をする那須川は「自分でも楽しみ」、志朗は打倒・那須川に絶対の自信をのぞかせた

 2021年2月28日(日)神奈川・横浜アリーナ『Cygames presents RISE ELDORADO 2021』の前日計量&記者会見が、27日(土)都内にて13:00より行われた。


 メインイベントのSuperFight!バンタム級(-55kg)3分3R延長1Rで対戦する、RISE世界フェザー級王者・那須川天心(TARGET/Cygames)は54.95kg、ISKAムエタイ世界バンタム級王者・志朗(BeWELLキックボクシングジム)は54.90kgで両者見事一発パス。明日の試合開始のゴングを待つのみとなった。


 その後の会見で志朗は「2019年に那須川天心君に負けてから忘れられない日はなかったです。どうすれば勝てるかに1年以上費やしてきました。できることは全てやったので明日は楽しみにしていてください」と、打倒・那須川に全てを懸けてやって来たことの集大成を見せるとコメント。


 那須川は「55kgは久しぶりで適正体重で試合ができるのを嬉しく思います。志朗選手は実力で上がってきたので、ここまで来たことを評価しつつ、前に戦った時と同じようにか、それ以上の屈辱を味わわせようと思っているので楽しみにしていてください」と言い放つ。


 試合展開の予想について、志朗は「全てのパターンをお互いに予想しあっていると思う。手を合わせた瞬間に分かるんじゃないかなって。頭を使った戦いになると思うので、自分は全てを懸けて勝たないと意味ないと思っているので判定決着でも構わない。勝ちに行く」と、とにかく勝つことを重要視。


(写真)握手を求めた那須川だが、志朗はソーシャルディスタンスを守って手を出さず。那須川は苦笑

 那須川は「相手の出方次第です。いろいろなパターンも考えているので、そこに対応して戦おうと思っています」、志朗と同じく様々なパターンを想定しているとした。

 55kgというお互いが「適正」だという体重での再戦となったことについては、「体重も違うし、脂肪をギリギリまで落としてスピードを出せるように絞ったので。スピードが全然違うと思う」(志朗)、「55kgで試合をするのが3~4年ぶりなので(2017年5月のライアン・シェーハン戦以来)楽しみです。自分自身も楽しみです。スピードを出すのか出さないのかも楽しみだし、いろいろ考えて試合をしたい」(那須川)と、以前の試合とは違う展開になるだろうと両者。

 那須川はさらに「筋量や動きのスピードが以前とは違う。ずっと55kgより上でやって来たけれど、そこでやっていてもスピードが上がっているので、そこから削って55kgでやるので自分でも制御できないくらい動くんじゃないかな。不思議な感覚になると思う。明日の自分に期待しようと思います」と、どれだけのスピードを出せるか自分でも想像ができないという。


 また、計量時に大きく手を広げて天を仰ぎ、ホッとした表情を見せたことについては「55kgに久々に落としたので、いつもよりしっかり計量したなっていうのがあって。やるぞって気持ちで、自然と(ポーズが)出ました」と、久しぶりの減量らしい減量をして計量をパスしたからだったと説明した。


 そして、試合前に那須川が投げかけた「3分3R9分間、だまし続ける」や「スピードが速いだけが正義じゃない。今回はスピードだけで戦うつもりではない」との謎かけのような言葉について志朗に聞くと、「天心君の発言は気にしていません。どのパターンで来ても練習しているので。彼の発言に対してそこまで気にしてないです」と、那須川の言葉に惑わされず自分のやってきたことを信じると答えた。

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