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【ONE】人類最激戦区の主役たちが揃う、第2代K-1スーパー・ウェルター級王者チンギス・アラゾフと契約

2021/01/15 10:01
 2021年1月14日(木)、『ONE Championship』は第2代K-1スーパー・ウェルター級王者チンギス・アラゾフ(ベラルーシ)と契約を交わしたことを発表した。  アラゾフはアマチュア時代に197勝(117KO)3敗という驚異的な成績を残し、13歳でタイにてプロデビュー。2014年と2015年の『A1ワールドグランプリトーナメント』(-70kg級)で優勝、2015年にWAKOプロK-1ルール世界ミドル級王座、2016年には同スーパーウェルター級王座を獲得。同年にNDC K-1ルール同級王座も獲得している。  2017年6月に『K-1 WORLD GP』に初来日すると『第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント』で中島弘貴とジョーダン・ピケオーにKO勝ち、決勝で城戸康裕に判定勝ちして優勝し、第2代王座に就いた。2018年3月には日菜太をKOして初防衛にも成功している。-70kg級で世界トップクラスを争うグループに位置していることは間違いない。  -70kg級の世界トップグループに位置し、マラット・グレゴリアンとは1敗1無効試合、シッティチャイ・シッソンピーノンには1敗、ジョルジオ・ペトロシアンにも1敗と現在『ONE』で活躍する世界3強にはいずれも敗れているが、グレゴリアンと戦ったのは2013年、シッティチャイと戦ったのは2014年とかなり月日が経っており、パワーバランスが変わっている可能性も否定できない。戦績は56勝(34KO)4敗1無効試合。  これでONEには世界3強の他にもアンディ・サワー(オランダ)、スーパーボン(タイ)、タイフン・オズカン(トルコ)、ダビッド・キリア(ジョージア)、ジョネイ・リスコ(スペイン)、ヨードセングライ・IWE・フェアテックス(タイ)、ジャバル・アスケロフ(ロシア/オーストラリア)、エンリコ・ケール(ドイツ)、ムスタファ・ハイダ(イタリア)らに加えてアラゾフと、事実上“人類最激戦区”と呼ばれる-70kgの主要ファイターをほぼ揃えたことになる。文字通りの“世界最強”が争われていくことになるだろう。
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