安保の『街の喧嘩自慢にプロ格闘家がスパーリングを申し込んだらやるのかやらないのか』に出ていた大野が初参戦
2020年2月27日(土)東京・後楽園ホール『Krush.122』の追加対戦カードが発表された。
スーパー・バンタム級3分3R延長1Rで蒼士(昇龍會) と璃明武(=りあむ/K-1ジム総本部チームペガサス)が対戦する。
蒼士は2017年8月からKrushに参戦し、後にバンタム級王者となる晃貴をKO。2019年8月には椿原龍矢にも勝利したが、11月に吉岡ビギン、2020年7月に鬼山桃太朗に敗れて連敗中。戦績は8勝(3KO)3敗1分。
璃明武は第15回K-1アマチュアAクラス -55kgで優勝し、2018年4月にプロデビュー。2019年12月に後ろ廻し蹴り一発で相手を失神KOさせるなど6連勝(3KO)を飾ったが、2020年12月のK-1で佐々木洵樹に敗れてプロ初黒星を喫した。戦績は6勝(3KO)1敗。
スーパー・ライト級3分3R延長1Rでは、近藤拳成(大成会館/キックボクシングジム3K) と大野祐志郎(ALL-WIN team 華王州)が対戦。
近藤は2016年4月にプロデビューし、同年のK-1甲子園2016 -65kgで優勝。篠原悠人、大和哲也らトップ選手と拳を交え、2020年7月には佐々木大蔵のKrushスーパー・ライト級王座にも挑戦した(判定負け)。前戦は2020年9月に泰斗にTKO勝ちしている。戦績は4勝(3KO)4敗1分。
対する大野はK-1 JAPAN GROUP初参戦だが、19勝(8KO)10敗と29戦のキャリアを持つ。大野は安保瑠輝也が自身のYouTubeで公開した『街の喧嘩自慢にプロ格闘家がスパーリングを申し込んだらやるのかやらないのか』の企画動画の中に出てきた、「裸足のゆうじろう」のリングネームを持つプロ格闘家。安保はその後、「個人的にやりたい事があります。『裸足のユウジロウをK-1デビューさせてみた』関西圏だけで試合してるのは正直勿体ないくらい強かったです。見たくないですか?!」とツイートしており、今回それが実現したようだ。
フェザー級3分3R延長1Rで、桝本翔也(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST) vs佑典(月心会チーム侍)も決定。
桝本は現K-1フェザー級王者・江川優生や芦澤竜誠、朝久裕貴から勝利を奪っている実力者だが、スーパー・バンタム級に階級を下げてからは4連敗。フェザー級に階級を戻してからは10月と12月に連勝したが、2020年7月の椿原龍矢戦では壮絶KO負け。今回が再起戦となる。戦績は15勝(7KO)16敗2分。
対する佑典はK-1 JAPAN GROUP初参戦で、戦績は14勝(5KO)4敗。西日本の『BORDER』やオープンフィンガーグローブでのキックボクシングマッチを経て、2020年に月心会へ移籍。12月にDEEP☆KICKで勝利を収めている。
スーパー・バンタム級3分3R延長1Rでは、吏羅(=りら/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と44・ユウ・ウォーワンチャイ(=44はシーシップシーと読む/REVIVAL-GYM/team夢乃力) が対戦。
吏羅は全日本テコンドー選手権大会2連覇(最優秀選手賞)、全九州テコンドー選手権大会7回優勝の実績を持ち、2018年11月からK-1 JAPAN GROUPに参戦。前戦は小倉尚也にKOで敗れているが、2勝(2KO)3敗1分と勝利はいずれもKO勝ちだ。
ユウは44・ユウ・リバイバルの名でも活躍した選手で、これまではムエタイルールの試合に出場。2017年7月にわずか7戦目でMuayThaiOpenバンタム級王座を獲得すると、スックワンキントーン認定スーパーバンタム級王座、チョンロンムエサイアム認定同級同座を獲得。今回、ヒジ打ちなし、首相撲なしのルールに初挑戦する。戦績は7勝(5KO)3敗1分。