2020年12月31日にさいたまスーパーアリーナで開催された『Yogibo presents RIZIN.26』。K-1 WORLD GPフェザー級王者・武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が来場して那須川天心(TARGET/Cygames)の試合をリングサイドで観戦、大会終了後には囲み取材を受け「2021年に2人の試合を実現させる」との決意を語った。
ファン待望の一戦が実現へ向けて大きく動き出したことは年末最大のトピックスとなったが、2020年1月4日に武尊は自身のSNSを更新。RIZINの会場で撮影した4枚の画像を公開した。2枚はリングサイドで那須川vsクマンドーイを観戦している写真、もう1枚は武尊がハグして那須川も笑顔で応えている写真、そして2人が笑顔でグ―タッチしている写真だ。
この写真にファンからは「心が震えました」「泣けてくるじゃないか」「歴史に語り継がれるこの写真」など、多くの感動したとのコメントが寄せられた。
(写真)武尊が実際に投稿した4枚の写真(武尊の公式ツイッターより) また、武尊はYouTubeの『ABEMA格闘CH』にて公開された、那須川と出会った直後に収録されたインタビュー動画にて「対戦が熱望されている事もずっと分かっていて、いろいろな想いの言葉を5年、6年ずっと受けてきて一番悔しいのは僕自身だった」と告白。
「僕が惹きつけられている事もあると思いますけれど、天心選手が僕に惹きつけられていると思う。お互い惹かれ合っている同士。思いっきりやったらいいんじゃないかなって思っています」と、運命的なものを感じていると語った。
さらには「いつか、K-1とかRIZINとか関係なく、全団体合同での大晦日の大会も開催できたらいいなと思っています」と、夢の格闘技界大同団結イベントの開催を望んだ。
最後には「まずは目の前の試合。僕が1月24日(K-1)の試合、天心選手が2月28日(RISE)の試合、お互いそれだけに集中して、必ず勝って次の道を作りたいと思っています」と、共に勝利することが対戦実現へとつながると気を引き締めた。