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【RIZIN】五味隆典が大晦日に金玉連呼した理由、皇治の根性を称える。年明けにはメイウェザー戦を熱望もMMAからはフェードアウトか

2021/01/03 14:01
 2020年12月31日(木)さいたまスーパーアリーナにて開催された『Yogibo presents RIZIN.26』の第12試合で、皇治(TEAM ONE)とRIZINスタンディングバウト特別ルールで対戦し、3R判定2-0で勝利した五味隆典(東林間ラスカルジム)。  試合後にはマイクを持ち「生意気なこと言って試合を成立させた皇治君、お前、いい金玉持ってるよ。準備期間が3週間っていうのはあったけれど、最後、キミの根性の打ち合いにちょっと応えられなかった。いい根性持ってるよ、いい金玉も。でも、お前も気が付いたらおっちゃんだからな」と言い、皇治もこれに応えて「こんなビッグな男、ビッグな金玉持った気合い入った五味選手と戦えてよかったです」と、フジテレビでの生中継中に金玉を連呼した。  これは対戦カード発表の記者会見時に、皇治が五味のことを「もう火の玉ボーイではなく金玉おじさんや」と挑発したことが元となっている。五味はその発言に対して「どういうつもりなのか俺には理解できないんだよね。またそれをTwitterでも番宣でも、人に対して隠語を言っているのをそのまま使い続けるのは俺にはなかなか理解できない世界なんだよね」と憤っていたが、なぜ“金玉”という言葉を使ったのか。  試合後、そのことを聞かれると「言い返したかったの。本当はKOして『金玉ついているのか』って言いたかったんですが、あんなに頑張られたらね。記者会見では頭に来ていたけれど、あの気迫は素直に評価したい。もうあとがないと思って頑張ったんじゃないですか」と笑った。  侮辱する意味で言い返してやるつもりが、拳を合わせてみると気迫で向かってくる皇治のアツさを感じ、称える意味で使うことになったという。  皇治については「自分の階級で全然勝てなくて、捨て身の根性と気合いは感じましたよ。でも身体は大事にしてほしい。体重差がある中で、あの気合いで俺のパンチが効いた場面もあったのに潰し合いに来たからね。気持ちいいと言っても体重差はあるし、皇治君も適性体重の試合じゃないから潰れちゃうよね。頭をぶん殴られすぎたら。よく頑張ったと思う」と、皇治を認めながらもダメージのことを気遣った。  今回はパンチのみの試合となったが、MMAはもうやらないのかと聞かれると「もう俺も指導者なんでね。レスリング、寝技、打撃、その体力がちょっと難しいですね。今日はボクシングだけなのでできたけれど。全部やるととんでもない練習量になるんですね。無理ですね。何かいいカードがくればやりたいですけれど。MMAは興味ないかもしれない。引退はしないけれど燃えるような話がなければ…」と、燃えるようなカードがなければMMAからはこのままフェードアウトするとの発言も。 「挑戦したいヤツはまずジムに来てって感じ。特訓つけてやるから(笑)。今回の試合のことにSNSでいろいろ言ってるキックの子たちがいたらしいけれど、気持ち悪いよ。目立ちたいのか、おちょくりたいのか、便乗したりね。そういった意味では皇治君なんかは男らしいよ。格闘家が嫌になって来るね。他人になんだかんだ言うよりも、アツい試合を見せる方が先ですよね。42の俺に喰ってかかったってしょうがないでしょう。ジムに来いって特訓つけてやるから」と、SNS先行の格闘家に苦言を呈した。  今後については「ボクシングマッチとかそういったものにはチャレンジしたいですね。やる気があるものが来れば。もちろんメイウェザーとやりたいですね」とした。  その後、自身のSNSでも「取り急ぎ判定勝ちです。でも皇司生意気だけど根性あったわ。次は酒で勝負かな」と皇治を称え、1月2日には「メイウェザーとやりたい」と再度アピールした。
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